ipod shuffleが壊れてしまいました。原因はきっと自分のせいなのですが・・・。初めて買ったipod shuffleは第１世代のもので、発売した直後に買ったので、もう7年以上前のことです。ipodに比べて機能を減らし、その代わりにコンパクトさを追求したもので当時としては画期的なものでした（このあたりのセンスはさすがアップルだなぁと思いますよね）。
私はこの時、通勤時間が1時間近かったので、車内で音楽を聴きたいということと、ジョギングするときに、自分のゼェゼェと苦しげな息づかいを聞いていると余計に疲れるので、走りながら音楽を聴きたいなぁと常々思っていたので、「なんて素晴らしい商品だ！」と感動してすぐに予約したのです。容量が小さい512MBのほうを買いましたが、それでも1万円程度したと思います。
これは車内では電車の発する音にかき消されてしまい、ほとんど役に立たなかったのですが（当時はノイズキャンセル機能付きのヘッドホンなど無かったか、仮にあったとしてもとても高額だったので）、ジョギングの時には大いに役立ちました。走っている時に曲を選択する機能や何か表示させる機能などあっても意味がなく、それよりも、コンパクトで丈夫なことのほうが重要ですから、ipod shuffleはそういうニーズにぴったり合ったものでした。
第２世代のipod shuffleを買ったのは、さらにコンパクトなものが登場し、しかも価格は初代の半額ほどだったので、なんとなく「おっ、これはお買い得かも」と、ついつい買ってしまったものでした。
第１世代は、充電時にUSBポートに直接差し込むタイプであったのに対し、第２世代は、専用のドックをUSBポートに差し込むのですが、これがなんとなく煩わしいというかスマートじゃないというか・・・。買ってはみたものの、あまり使うことはなく、第１世代を使い続けていました。
その第１世代が壊れたのは、今年の夏。例年だと夏のジョギング時には汗でビショビショになるのでipod shuffleは携帯しないのですが、今年は、「夏になったなぁ」と意識することなく、いつものように走っているうちに、いつの間にか夏になっていて、ipod shuffleは、そのウッカリミスの犠牲となり、音を発してくれなくなりました。ニュージーランドなどの旅行先でも一緒にジョギングした第１世代には、とても愛着があったのですが。自分のせいで・・・。サラバ第１世代。
ということで、第２世代を使い始めたのですが、こちらもおそらく汗でダメにしてしまいました。秋も深まってきたので、もう大丈夫だろうとジョギング時に使い始めたのですが、新しく買ったウィンドブレーカーが、あまりに保湿性が良すぎたようです。第２世代との付き合いは短かったなぁ・・・。サラバ第２世代。
ということで、しばらくの間、音楽無しで走っていましたが、やはり自分のゼェゼェを聞くと、「オレって苦しそうだなぁ」と気が滅入ってしまうので新たな音楽プレーヤーを買うことにしました。
新しいipod shuffleを買おうとも思いましたが、第１世代の登場から8年近くが経ち、複数のメーカから類似商品が出ていることを知り、「どうせ、また壊れるかもしれないから安いのでいいや」と、コスト重視で商品を探すことにしました。すると、トランセンドという台湾のメーカのもので、第１世代にそっくりの商品が3千円程度で買えることがわかり、早速注文しました。
買ってから１ヶ月ほど経ちました。走る前に、プレーヤーをサランラップで巻くという、ひと手間を加えているおかげか、とても調子がいいです。もともとジョギングの時にしか使わないので、音質にはこだわっていませんが、特に音質は悪くはないですし、ipodの時はitunesを経由するのが煩わしかったのですが、今回のものは、エクスプローラを使ってmp3のまま音楽を出し入れできるので、とても楽になりました。また、ジョギングには不要な機能ですが、録音が出来たり、曲名や歌詞を表示する機能もあるようです。それからまだ試していませんがFMラジオが聴けるらしいです。容量は8GB。それで、3千円程度ですからね。メーカーは新しいものを作り続けないと生き残っていけないんだなぁということがよくわかりますね。
写真左からipod shuffleの第1世代、第2世代、トランセンドのTS8GMP330
