いつからだろう 健康診断が苦手になったのは。若い頃は、視力も良かったし、血圧も普通だったし、何も恐れるものはなかったのに・・・。今ではかなり憂鬱になってしまっています。
その健康診断が今日あったのですが、いつものとおり、血圧のところで悪戦苦闘することになりました。血圧をはかるのは人間ドックと健康診断の年に2回ですが、いつも人間ドックでは正常なのに、健康診断では高めの値になります。どちらの血圧計も自動ではかるタイプのもので、たいした違いはないと思うのですが。
そして今日、とりあえず一度はかってみると、やはり少々高い数値です。血圧は、自分が納得いくまで何度でもはかっていいことになっているので、もう一度、「下がれ下がれ！」と念じながらはかってみますが、逆に少し数字が大きくなりました。そうこうしているうちに、自分の後ろには待っている人の気配が。「いかんいかん、早く正常値を出して次の人にこの場を譲らなければ」と、やや焦り気味にはかると、さらに大きな値に。「ちょっと、こんなはずじゃないので、もう一回だけはからせてね」という気持ちで、スピーディーに4回目の測定に挑みましたが、あえなく惨敗・・・。
ただ、この健康診断には敗者復活のような制度があり、ちょっと高めの人は、手動の血圧計でもはかって貰えるのです。「いつもはこんな数字じゃないんです！」と訴えながら、手動ではかってもらうと、やはり少し高め数字。「いやいや、もう一度だけお願いします！」と言ってから、イスに少し深く座り、大きく深呼吸してからはかると、ビックリするぐらい値が小さくなり正常値となりました。結局、6回もはかりましたが、その甲斐がありました。
それにしても、こういうことを毎年繰り返しているので、「イヤだイヤだ」という思いが強くなってしまい、イラン緊張感が生まれて血圧が高くなるという悪循環に陥っているような気がします。どこかで、この悪循環を断てないものかなぁ。
