先週、職場の同僚から、その奥さんのお土産のドライフルーツをいただきました(ありがとうございます!)タイで買ったそうです。
パッケージをよく見ずに箱から中身を出すと、4つのパーツに分かれていて、そのうちの3つには透明な袋に入ったドライフルーツが入っています。「あぁ、これはパイナップルでしょ、これはマンゴーでしょ、これはパパイヤかな?」とわかったのですが、残りの1つだけアルミパックに入っています。「んっ?これはなんだろう?」と思ってあらためてパッケージを見ると「ドリアン」とのこと。
ドリアンと言えば、「フルーツの王様」と呼ばれることで有名ですが、それ以上に、その強烈なニオイが有名ですね。最近では、日本のスーパーでも目にするようになりましたが、私が初めて食べた頃はまだ日本のスーパーには売っていなかったので、台湾で食べたのが最初でした。
その時宿泊した台湾のホテルの部屋には、いろいろ注意事項が書いてありましたが、その中の一つに「ドリアンを部屋に持ち込まないこと」というのがありました。「それほど強烈なニオイなのか。それは食べてみなければ!」ということで、近くのスーパーに買いに行き、ホテルになるべく迷惑をかけないようにと、バスルームの換気扇を回し、その近くで食べました。たしかにクサイ!なんだか歯医者で歯に詰め物をしたときのようなニオイが・・・。ヒイキメに見て、そのネットリとした食感が、ちょっとチーズっぽいというか、あまりフルーツっぽくなくて美味しいと言えば美味しいかもしれませんが、「敢えて食べなくてもいいんではないでしょうか」と思いました。
話がそれましたが、1つだけアルミパックに入っているのは、そういう強烈なニオイ封じということなのかなぁ?と思いながら恐る恐る袋をあけてみると、意外に無臭です。そして食べてみると、「あら?美味しいじゃないの」。
ドリアンは干したあと揚げられ塩がかかっていて、もうその原型・味はほとんど留めていないほどの加工を加えられ、ポテトチップスのようになっていました。美味しいからいいんですけど、これではあまりにドリアンがかわいそうでは。もはやドリアンの個性が完全に消し去られているので・・・。
パッケージ
一つだけアルミパックに入っています
見た目も食感もドリアンではなくポテトチップスのようでした