このブログで検索数が意外に多いのが「メタリックナノパズル」です。以前、東京タワーを作ったことを書いたのですが(こちら)、そこを訪問される方がいらっしゃるようです。「それならば」と、今度は、ピサの斜塔を作ることにしました。
作り方は、付属の説明書に書いてあるとおりです。用意するのはラジオペンチとハサミとピンセットとのことですが、今回、ハサミは使いませんでした。ハサミは板から部品を取り外す際に使うようですが、私は、板と部品との接合部を何回かクネクネ折り曲げて外して行きました。
前回、はじめに部品を板から全部外してしまい、あとで似た部品の区別や表裏の区別がつかなくなってしまったので、今回は、組み立てながら一つずつ部品を外して行くことにしました(それは、そのようにして正解でした)。
そして、今回、ちょっと面倒だったのが、板をまるめて円柱状の形状にしないといけない部品が多かったことです。いちいちボールペンやらマジックに押し当てて円柱状に形作っていきます。ピサの斜塔は8階建てのようで、それらを1階ずつ別々にパーツを作っておいて、最後に各階をドッキングして行きます。このドッキングの作業が「ちょっと、これって設計ミスじゃないの!」と怒りたくなるほど難しく、また無理があり、そこで怒りにまかせて無理やりギュウギュウくっつけようとしたために、いろいろな部分に歪みが出てしまいました・・・。
東京タワーもそうでしたが、パーツの接合部がどうしてもうまく隠せない部分があり、そういう部分は仕方がないので、同じ側に全て集めてしまい、正面から見るとキレイだけど、後ろから見るとツギハギだらけで汚いという作戦で行こうと思っていたのですが、最後の最後に、ピサの斜塔の正面がどちらかということを見誤り、汚い部分がより目立つ結果となってしまいました・・・。
今回、学んだのは、まずどのような手順で組み上げて行くかということを、はじめによく読んでおき、最終形のイメージを持ちながら組み立てないと、最後の最後に痛い目にあうぞ!ということでした。それにしても、おじさんにはツライ作業でした。
メタリックナノパズルと道具。はさみは使いませんでした
きれいにまるめるためにマジックやボールペンを使いました
こちらから見ると、まぁまぁキレイに見えますが
こちらから見ると、ところどころにツギハギがあるのが目立ちます