あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

西村京太郎さんの「釧路・網走殺人ルート」を読みました

本を読み終わって解説を読んでみて「なるほど」と思ったのですが、西村さんの十津川シリーズでは、「特急○○殺人事件」みたいな列車を題名にしている小説、それから「○○駅殺人事件」のように駅を題名にしている小説、そして今回読んだように「○○ルート」みたいに路線を題名にしている小説があるようです。だからどうしたというわけではないのですが・・・。これだけ作品があると、題名を考えるだけでもたいへんそうなので、ある程度パターン化してしまうと楽なのかもしれませんね。

この小説は、会社のお金を横領した人物が逃走する中で、次々と殺人事件が起きるというものです。小説とはいえ、こんなに次々と殺人事件が起きるのはいかがなものかなどと真面目に考えてはいけません。そんなことを考えていては楽しんで読めませんので(笑)

この小説の舞台は20年以上前の北海道で、その頃、元気に走っていた「急行まりも」なども登場します。また、TDAなど、もうすっかり忘れていた古い航空会社なども出て来ます。そう考えると、北海道は、鉄道も飛行機も統廃合が進んで規模が縮小する一方だということがよくわかりますね。それに比べて、高速道路網は今もどんどん広がっていますので、JR北海道も、道内の航空会社もさらに厳しくなりそうだなぁ。

釧路網走殺人ルート