あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

江上剛さんの失格社員を読みました

なぜこの本をチョイスしたのか忘れてしまいましたが・・・。きっと、面白そうだと思って買ったんでしょうね。

この本はモーゼの十戒をテーマとした10の短編から成り立っています。元銀行員だったという作者だけに、銀行が舞台になっている話がほとんどです。

ダメダメ社員の失敗をユーモラスな物語にしていますが、そこには面白さだけではなく、サラリーマンの悲哀みたいなものもあり、同じサラリーマンとしては、「ハッハッハッ」と笑ってばかりはいられないなぁという気もします。

あとがきを読むと、江上さんは銀行内では異端児であり、それはお客様のためにという信念を常に持っていたためだったからとのこと。小説の中では、厳しいノルマに追われ、それを達成するための不正や銀行の癒着など、異端児であったというだけに銀行の闇の部分が描かれています。

 

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失格社員