いかにも中華街というお店がひしめく通りから少しはずれたところにあり、店構えも古びた大衆食堂のような感じで、入るのがためらわれるような雰囲気です。
土曜日の11時半頃に行きました。開店時間に合わせて行ったのですが、小さい店内は、しばらくすると満席になりました。お客さんは常連さんが多いようです。
最も食べてみたかったのは、「巻揚げ」という料理で、これは「豚肉、シイタケ、エビ、タケノコなどの具をアミ脂で巻き、カラッと揚げた料理」だそうです。その小さいサイズ（1500円）と、チャーハン（650円）、タンメン（650円）を注文しました。
巻揚げは、具は春巻きと似ていますが、歯ごたえは春巻きよりもソフトなサクサク感があり、またエビのプリプリ感が楽しめたり、ほんのりとシイタケのかおりが口の中に広がり、春巻きよりも、より素材の味をいかした料理だなぁと感じました。とても美味しかったです。チャーハンは炒めかたは普通ですが、チャーシューがゴロゴロ入っていて美味しかったです。相席になった人が「この店のチャーシューがウマイんだ」と言っているのを横で聞きながら、「たしかに！」と心の中でうなずいていました。タンメンはさっぱりとしたスープに野菜がたっぷり入っていて、こちらも美味しかったです。
店を出ると、外に3組ほどの行列が出来ていました。
せっかく遠くから中華街に来てまで食べるほどではないかもしれませんが、頻繁に来ることが出来る方にはオススメのお店です。
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