あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

藤堂志津子さんの「ソング・オブ・サンデー」を読みました

記憶が定かではないのですが、藤堂さんは、昔、新聞にコラムを載せていたような気がします。そこで藤堂さんの存在を知り、いくつか小説を読んだような気がします。が、遠い昔の話で何を読んだかも忘れてしまいました・・・。藤堂さんが、札幌北高出身で藤女子短大を卒業しているということも今回初めて知りました。意外とすれ違ったことがあったりして。

さて、ソング・オブ・サンデーは、40代の人が主人公の話です。イラストレーターの独身女性が、家のリフォームの関係で知り合ったやはり独身の大工さんにドライブに誘われ、そのドライブ中の数時間の間に交わされた会話や出来事が描かれています。普段は穏やかで安定した生活を送っているように他人からは見えていても、あるいは自分ではそう信じていても、実は臭いものには蓋をして生きているんだということを指摘されて、そういう自分に気付かされたりします。

40代は、「不惑の年」とか言いますが、そういう分別ある部分もあるけど、まだまだ2030代の頃の勢いのような部分も残っている微妙な年代であることを描いているのかなぁと思いました。個人差はありますけど、人生を80年としたらちょうど折り返し地点ですから、そう思うとうなずけるような気もします。

 

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藤堂