あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

群ようこさんの「パンチパーマの猫」を読みました

群さんの作品は学生時代にたまに読んでいました。エッセイばかり読んでいたので自分の中ではエッセイストという印象が強く、年とともにエッセイを読まなくなってきて、だんだん群さんの作品とも縁遠くなって行きました。ですので、かもめ食堂が群さんの作品ということも知らずにいました。

今回この本をチョイスしたのは、そのタイトルを見て「これは面白いに違いない!」と思ったからです。中身はいろいろ日常のことに対して意見するような内容になっています。が、肝心のパンチパーマの猫は登場しませんでした(猫好きな夫婦が、キャットショーというのを見に行ったら、その中にパンチパーマみたいな毛並みの猫もいたという記載があるだけでした)。

「そういうことあるある!」と思ったのは物忘れがひどくなってきたというところです。名前が思い出せないなんてことはよくありますが(と開き直るのもよくないですが・・・)、群さんは消しゴムを探してもどうしても見つからなかったけど、翌日、机の上を見たら、なんとそこにあったとのこと。前の日に当然探したはずの机の上になぜ・・・。そういうことは私もたまにあります。「一体自分は何を見ていたんだろう・・・」って悲しくなります。物忘れとはちょっと違うかもしれませんけどね。

そのほか、最近の若者はいったいどうなってるんだ!というようなことも書いてあります。この本が出版されたのはもう10年ちょっと前のことなので、ここで嘆いていた若者たちは今では30才ぐらいになっているんですよね。私の職場にも、そのぐらいの世代の人はいっぱいいますが、この本に登場するような人はいないので、世代ということでひとくくりにしてしまうのはちょっとカワイソウな気もしますが。

読んでいて「ププッ」と笑ってしまうようなところもあり、読み手の人生経験によって、きっと笑いのツボが違う本なんだろうなぁと思いました。

 

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群