今年で155周年という歴史あるホテル「ホテルニューグランド」。ナポリタンを作ったのは、ここの２代目総料理長だと言われています。が、ナポリタン発祥説は諸説あるようで、実際のところはよくわからないようです。さらに、このホテルが発祥の料理はほかにシーフードドリア、そしてプリンアラモードがあるそうです。どの料理も、オリジナルの料理のトッピングを変えたような料理で、日本人的発想に基づく料理っぽいなぁという感じはしますね。でも、料理としての定義があいまいで（たとえば、普通のドリアにエビを加えたのは？シーフードドリアとは言わないの？など）、そういう面があるので発祥説に諸説出てきてしまうのではないかという気がします。前置きが長くなりましたが、このホテルの中に「THE CAFE」というレストランがあり、そこで、この３つの料理を食べることが出来ます。前々から行きたいとは思っていたのですが、それなりの値段なのでちょっとためらっていましたが、思い切って食べて来ました（と、そこまで思い切った値段ではありませんが。飲み会に行ったと思えば）。
味は、どれも「うわぁ、これは旨い！」と感動するほどのものではなく、普通に美味しかったです。特にナポリタンは特筆するべきことはなく、いたって普通でした。シーフードドリアは、エビがいっぱい入っていて、たまにホタテの貝柱とイカにヒットするという割合で、これはなかなか豪華で美味しかったです。プリンアラモードのプリンは、ちょっと固めで、それほど甘くはなく、なんとなく手作り感がありました。どれも、一度食べれば十分かなぁ。
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