以前、花の名前を探すのは一苦労だということを書きましたが（こちら）、今回も前々から気になっていた花があり、それを探したというお話です。以前、通勤時に教会の前を通るといい香りがする花があり「ジャスミンに似てるけどなんて名前の花なだろう？」と気になっていました。それから5年ほど経ち、先日、武蔵境駅の近くを歩いていたら同じような花がいっぱい咲いていました。そこで再び「この花の名前はなんだろう？」と気になってしまい、ネットで探しました。「武蔵境 5月 花 ジャスミンに似てる」といった検索ワードで探しましたが、なかなか見つからず。ただ、ジャスミンに似ている花に、「スタージャスミン」という花があり、どうもそれに似ているような気がし、さらにそこから、テイカカズラという花に辿りつきました。武蔵境の花がどちらかわかりませんが、教会の花はテイカカズラではないかと思われます（確信は持てませんが）。
テイカカズラの名は、藤原定家が、成就しなかった恋の執心で蔦葛となり、恋人である式子内親王の墓に絡みついたという伝説を脚色した謡曲「定家」に由来します（みんなの趣味の園芸）とのことで、なかなか物悲しい花なのです。テイカカズラはカズラというぐらいですのでツル性の植物ですが、武蔵境で見た花は街路樹のように低木という感じで植えられていたので、ちょっと違うような・・・。なんてことを考えながら歩いていると、家の近くで、普段あまり見ない花を見つけました。これは10分ぐらいで花の名前がわかりました。「シモツケ」と言うそうです（たぶん・・・）。とりあえずスッキリしたことにしておこうっと。
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