いつも旅行では安いビジネスホテルに泊まります。「どうせクタクタになって、夜はすぐに寝ちゃうし、朝は朝で、朝食が出る時間よりも前にチェックアウトするんだから、とにかく寝られればいいや」と思って、そうするのですが、今回の旅行ではちょっと失敗しました。
すっかり忘れていたのですが、北海道にはエアコンが無いホテルが意外と多いのです。今回泊まったホテルもそうでした（立派なホテルには付いているでしょうけど、安いホテルには という話です）。
私が北海道に住んでいた頃は、北海道の住まいにエアコンが無いというのは普通でした。私が住んでいたアパートにも当然、エアコンはありませんでした。「夏でも夜は涼しいんだから必用ないでしょ」と思われるかもしれませんが、北海道の家は寒い冬に対抗するため、保温効果が高く、いくら外が涼しくても、日中の熱がなかなか部屋から逃げないのです。そして明け方になって、ようやく涼しくなります。というか寒くなります。私は、あまりの暑さに、なかなか寝付けず、「あ～、もう我慢できん！」と、窓を少しだけあけて寝て、朝起きると、「うっ、風邪ひいた・・・」ということがよくありました。
今回、エアコンの無いホテルに泊まり、久しぶりに、その失敗を思い出しました。そして、「あの時の過ちを繰り返してはいけないなぁ」と思いながら寝ました。が、やはり暑さに目が覚めてしまい、「ちょっとだけだから、いいよな」と自分に言い聞かせ、窓を少しあけて寝ました。そして、今、ノドが少し痛いのは、それが原因ではないかとにらんでいます。いつまで経っても成長しない私って・・・。
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