あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

力及ばず・・・

こんなはずでは無かったのだけど。戦いが始まる前までは・・・。

最近、洗濯物に黒っぽいゴミのようなものが付くことがあります。これは洗濯機の汚れが原因のようなので、洗濯機を洗浄するための洗剤を買ってきて洗ってみましたが、あまり効果は無いようです。そこでネットで調べてみると、どうも洗濯機の内槽と外槽の間にカビがたまり易く、そのカビのはがれたものが洗濯物に付着しているようです。さらにネットで調べると、どうやらこのカビを本格的に洗浄するには、洗濯機を分解しないといけないようです。さらにさらに調べてみると、我が家の日立製の洗濯機の場合、38mmという大口径のナットを外すための特殊な工具が必要になるようでした。

実際に分解した人のブログなどを読むと、インパクトレンチを使っているようですが、普通の人はそんなものを持っていないので、「何か良い方法はないものか?」と考え、T型ハンドルとソケットと、あとは腕力で分解してやろうと決め、3500円ほどで購入しました。さらに、ちょっと大きめのネジがあることがわかったので、それに合うプラスドライバー(800円ほど)を購入しました。

洗濯機

「フフフッ、これだけの工具があれば十分!あとは手際よく分解していくだけだな」と楽観的に考えていました。この時は・・・。

 

実際に分解を始めてみると、「小さいドライバーも必要だなぁ」とか「マイナスドライバーもあったほうが便利だなぁ」とか、少しずつ必用な工具が増えて来ます。が、まぁわりと順調に分解が進み、最初の難関の水を攪拌するための羽の部分を外すところまで来ました。これはパルセーターというのだそうです。

「そうかそうか、君にはなんだかコジャレタ名前がついていたんだねぇ。パルセーターだなんて、ちょっと俳優にいそうな名前じゃないの」とかバカなことを考えていた頃が懐かしい・・・。

このパルセーターを外すことは出来ましたが、それが内槽のフチに引っかかって取り出せません。「ま、まぁ、いいさ。そんなに出たくないのならそれでも。最終目的は、内槽を外すことなんだから」と、とりあえず、そのままの状態にして、いよいよ内槽を外す作業にとりかかりました。

洗濯機

しかし!これがとんでもなく手強かった。たしかにネットなどで読むと、この38mmのナットを外すのは一筋縄では行かないようでしたが、それは一般的な人の話であって、私のように普通の成人よりは(たぶん)腕力がある場合は、たいした問題ではないのではないかという驕りがあったのは否めませんよ、たしかにね。そして、そんな浅はかな自信は、その巨大ナットと5分ほど格闘した時点で風前のトモシビとなっていました。もうどんなに力を入れてもビクともしないんですよ。

「こうなったら、こっちとら意地だかんね!」と、トンカチを持って来て、それでガツンガツンとハンドルを叩き、ナットを緩めようとしましたが、やはりビクともせず。

「これはヘタをすると壊れるかもしれないが、ここまで頑固な相手だと仕方がない」と、最後の手段と考えていたKURE5-56をシューッと吹きかけました。これには過去に痛い目に遭わされているのですが、もはやこちらとしても引き下がれない状況に追い込まれていたのです。しかし、そこまでしても、やはりナットは動きません。

「てっ、撤退!」と心の中で叫んだのはこの時でした。しかし、こちらとしても、ここまでにそれなりの労力と財産を投入していたので、ただ逃げるだけというのはナットクいかないじゃないですか。そこで、せめて、この状態で私の目の前に、そのニックキ姿を表しているカビだけでもやっつけてやろうと思い、カビキラー散布攻撃を始めました。しかし、敵の数もなかなかのもの。パルセーターだけで、相当の量のカビキラーを使うハメになってしまいました。そして、まさかのカビキラー切れ・・・。まだ敵が目の前にいるというのに。無念・・・。ここで、はっきりと勝負がついてしまったのです。

結局、カビが中途半端に残った状態で、洗濯機を元に戻すことにしました。因みに、この時までに投入した武器はご覧のとおり。はじめは3つの工具だけで挑もうと考えていた自分のなんと愚かなこと。

洗濯機

ガックリ肩を落としながら、洗濯機を元に戻し、工具をしまっている最中に、あるものに気がついてしまいました。

洗濯機

「んっ?」

 洗濯機

「えっ・・・。マジで・・・。ネジが一本あまってるんですけど」

 

そう言えば、あまりの徒労感に、ネジを締める時、数をかぞえるのを忘れていました。「あぁ、やっちまったぁ・・・」

これから、再度、分解する気力は残っていないし。あぁ、また明日分解するのか。ガックリ・・・。

 

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