中学1年生の少年が主人公で、その家族がひょんなことから5億円を手に入れたことから、事件に巻き込まれていくという内容です。中学生の視点で話が展開していくので、読者の対象はそのぐらいの年齢なのかなぁと思いながら読みました。話の途中で携帯電話を使えば済むことを、それが無いばかりに事件に発展してしまうということがあり、そこで初めて「あれ?この小説は意外と古いのかな?」と気付きました(あとで調べたら1991年の作品でした)。よく推理小説を読んでいて思うことですが、推理小説における携帯電話の存在って大きいですよね。
車の中でイーグルスの曲をかける場面があり、歌詞だけがちょっと載っているんだけど何の曲だろう?Heartache Tonightかな?
何度もどんでん返しがあり、面白い小説でした。
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