でも、準優勝は立派です！
監督采配を批判するコメントも見られますが、たしかに、私も「あれ？」と思いましたが、それも今になって思えば間違っていなかったのかなぁと思います。前半の早い時間で4点取られてしまったので、もうリスクをかけて攻めるしかない状況だったので、ディフェンスを1枚減らすというのはわかりますし、中盤のボール支配率を高めて、普段のようなパス回しと前線のプレスを高める効果も狙って澤選手を投入したのではないかと思います。その交代は機能していたと思います。その後、菅澤選手を投入し、パワープレイをしかけたのは、これまでの疲れがたまっていて中盤の動きが悪くなり、いつものようなパス回しができなくなっていたことと、より手っ取り早く得点のチャンスを掴みたかったからではないかと思います。それも、ある程度うまく行っていたのではなかと思います。
ただ、アメリカがそれ以上に良かったですよね。プレスが早く、日本のパス回しをよく封じていましたし、シュートには体をはってブロックに行っていましたし。そして運も良かったと思います。昨日、得点になったシュートが、毎試合枠に行くかというと、まぁ半分枠に行けばよいほうだろうという程度じゃないかと思います。
ということで、結果的には大敗ですが、それほど力の差が大きかったかというと、そんなことはないと思います。
前回大会は、澤選手が相手の攻撃の芽をつみ、同時に攻撃の起点となり、フィニッシャーにもなり大活躍でしたが、今回は、全体的にバランスが取れた良いチームだったと思います。中でも、宇津木選手は良かったですね。オーストラリア戦では前回大会の澤選手を彷彿とさせるプレーを見せていました。それから熊谷選手も良かったですね。どの試合でも一番の安定感を見せていたと思います。二人とも、年齢的に、次の大会では中心になる選手だと思います。次の大会が楽しみですね。
なでしこジャパンのみなさま、お疲れさまでした。そして感動をありがとうございました！
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