Elvis Costelloのtwitterを見ていたら、アラン・トゥーサンが亡くなったことを伝えるツイートがあり、そこで初めて彼が11月10日に、この世を去ったことを知りました。
Allen Toussaintはニューオーリンズ出身のミュージシャンです。実は、私が知っているのはそれぐらいのことだけなのですが・・・。
2005年のハリケーン「カトリーナ」がきっかけで、Costelloとの共作で「THE RIVER IN RIVERSE」というアルバムを発表することになり、そのプロモーションで2006年にCostelloと一緒に来日しました。そのときサイン会があり、私はCostelloのサイン目当てで行って来ました(笑)私にとっては、アラン・トゥーサンはついでだったわけですが、アルバムのジャケットにサインをして貰い、私の目をしっかり見ながら握手してくれました。その時の、彼の柔和で寛大さをたたえていて、どことなく寂しげな目がとても印象に残っています(逆に、Costelloと握手したときの表情は全く覚えていません・・・)。
THE RIVER IN RIVERSEは、Allen Toussaintと組んだことで、今までのCostelloっぽくない、アメリカ南部ミュージックっぽさが際立っていて、はじめて聴いたときは、「う~ん、イマイチだなぁ」と思いましたが、聴きこむうちに、「カッコイイなぁ」と評価が変わりました。Costelloの好きなアルバムを3枚挙げて下さいと言われたら、この1枚も間違いなく入ります。機会があれば、是非、聴いていただきたいアルバムです。
偉大なミュージシャン Allen Toussaintのご冥福をお祈り申し上げます。
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