以前、聚香閣というお店で食べた麻婆茄子が美味しかったので、もう一度食べたいなぁと思い、店の前まで行ってビックリ!
「や、八百屋になってる・・・」。そんなことがあるんでしょうか!という状況にウロタエながらも、お腹は減っているので、気を取り直して、その向かいにあるお店、東北人家へ行きました。
以前、こちらで食事したことがありますが(こちら)、なかなか美味しかったので、もう一度行ってみたいと思っていたお店のひとつでした。
今回注文したのは、冷やし坦々麺(700円)、東北人家焼そば(722円)、豚背ガラの醤油煮込み(500円)です。
醤油煮込みは、昼から食べる人は少ないのか、「30分かかるけど構わないか」と訊かれ、普段なら「じゃぁ、やめておきます」と言うところですが、「ここで食べなければ一生食べることがないような気がする」と思い、注文しました。たしかに醤油煮込みは30分ほど待たされましたが、なぜか焼きそばも同じぐらい待たされました(笑)
味は、どれも美味しかったです。冷やし坦々麺は、とても複雑な味で、うまく伝えられないのですが、マヨネーズの酸味を少し強めにした味に、ラー油をたっぷりかけたような辛さがありました。麺は、冷麺に使うものだと思います。ちょっとクセになりそうな美味しさでした。焼きそばは、具が豚肉と青菜というシンプルなもので、麺は太めで、ブチブチ切れるほどコシは無かったですが、味付けがいいからでしょうか、美味しかったです。ものすごく味が濃そうに見えますが、見た目ほどではなく、少し甘めのソースが美味しいんですよ。そして、豚肉の醤油煮込みですが、これが出てきたときには、「うお~っ」と声が出てしまいました。それほど見た目のインパクトがあります。そして、ビニール手袋を手渡された料理というのは生まれて初めてでした(笑)ボリュームがあるように見えますが、大部分は骨ですので、それほどではありません。その骨にむしゃぶりつくのですが、歯で肉をこそぎとろうとしても、うまく取れず、指でホジホジしながら肉を食べて行きます。たぶん、店の方は、「ヘタだなぁ!」と思うほどの食べっぷりだったと思いますが、とにかく美味しくいただきました。
お客さんのほとんどは中国の方のようで、それら常連さんらしき方々は、店の方の案内も待たず黙って2階へ上がって行っていました。もしかしたら、このお店は、地元の味に近いのかもしれませんね。
ホームページに中華街ランキングのページを作りました⇒こちら
これまでに行った中華街のお店の検索ページも作りました⇒こちら