当別のパン屋「ノルトエッセン」

北海道に行くと、たいてい美瑛に行きます。札幌から美瑛方面へ行くとき、下道を使うときはナビで設定すると、国道12号線を利用することになると思いますが、私は、いつも国道275号線を通って行きます。12号線は信号が多いし、道沿いが、わりと栄えていて、あまり北海道らしさが感じられないのに対し、275号線は片側1車線ですが、信号は少なく、北海道らしい景色を見ながら運転できるので、多少、遠回りにはなりますが、そちらを利用します。その道沿いに、「ノルトエッセン」の看板があるのですが、いつもそれを見る度に、「あぁ、ドイツパンのお店なのかなぁ」と思いながら、「でも、先を急ぐから、今回はパスしよう」と通過することになります。今回、そのノルトエッセンが北海道物産展で横浜タカシマヤに来ていたので行って来ました。

置いてあるパンの種類を見ると、惣菜パン、菓子パンの類はほとんど無く、ほぼ食事用のパンでした。「こちらがオススメですよ」と薦められたのはライ麦パンでした。やはりドイツパンのお店なんですね。ですけど、私は、あまりライ麦パンが得意ではないので、リンゴの酵母、カボチャの酵母で作ったというパンを1つずつ買いました。どちらも税込みで370円でした。大きいですけど、ちょっと高いですね。

味は、素材の味のみで勝負！といった感じで、パン本来のホンノリとした甘みがあり、そういう素朴なパンが好きな人には美味しいんだと思いますが、私のような邪道好きには物足りなさを感じました。