神奈川新聞社から発行している「横濱」という季刊誌です。以前も、「横浜の地図はおもしろい」という季刊誌を買いましたが(こちら)、このシリーズは、個人的に興味のあるテーマを取り上げてくれるので、ついつい買ってしまいます(笑)
今回は、「激動の60~70年代にタイムスリップ」ということで、その頃の写真がいっぱい載っているので、「自分が住んでいた町の姿とか載っていないかなぁ」と思って読んでみました。残念ながら、自分が住んでいた町は載っていなかったのですが、昔、プリンスホテルがあった汐見台のあたりの造成工事中の写真だったり、本郷台駅前の団地が建つ前の姿だったり、よく知っている場所の昔の姿を見ることが出来て興味深かったです。
当時の時代を象徴するような出来事も取り上げられていて、例えば、ストだったり、学生紛争だったり、ハマトラファッションだったり。それらのことは、よく知らないのですが、自分も体験したことでは、「光化学スモッグ」が取り上げられていました。昔は、よく晴れた日に、大きく息を吸い込むと、喉の奥のほうが息苦しくなるようなことがあり、それが光化学スモッグが出ているときの症状でした。「光化学スモッグ注意報」というのも出ましたが、そんな注意報が出なくても、「あっ、今日は光化学スモッグが出ているな」ということは息を大きく吸い込むとわかりました。注意報が出ていても、あまり、そんなことは関係なく運動していましたけどね(笑) ところで、光化学スモッグ注意報という言葉は、今では死語になっていると思っていたら、なんと未だに注意報が出ているんですね。知らなかった・・・。こちらに、今年の神奈川県での発令状況というのが出ています。
ということで、その頃に横浜に住んでいた方にとっては、なかなか面白い本だと思います。
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