先日、京都へ向かう途中、新幹線の中から富士山がよく見えたので、「そうだ、たまには写真撮ってみよう!」と、スマホでカシャカシャ撮ってみました。
うっ!柱が邪魔!!
またしても、柱と電線が!
オレに恨みでもあるのか!
コ、コラっ!!
鉄塔まで・・・
といった具合に、なかなか富士山が撮れないことに笑ってしまいました。
と、写真をよくよく見ると、「柱がおもいっきり傾いている!」ということに気が付きました。4番目の写真を見るとよくわかりますが、工場の建物などは真っ直ぐなので、カメラが斜めを向いているということはありません。柱だけが斜めになっているのです。
「なんだ、これは!もしかして特殊相対性理論的な現象か!!」とか一瞬、思ったのですが、新幹線と光とでは、速度が6桁以上違うので、もし、そんな現象が表れたらアインシュタインもビックリです(笑)
あとで調べてみたら、これはローリングシャッターというCMOSセンサーに特有の現象だそうです。CMOSセンサーは、全ての画像を一度に処理できないので、センサーの上下で処理時間に差が生じ、そのため、斜めに写ってしまうのだそうです。デジカメは、この現象を防ぐための対策がなされているそうですが、スマホのように小型化されたものには適用できないのだとか。ちょっと、そのへんの原理がよくはわかりませんが、とにかく、デジカメを持つ者としては、スマホの弱点を知って、なんとなく嬉しくなってしまいました(笑)
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