あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

レンズ沼おそるべし・・・

この沼にはまってしまってはいけないと日頃から気をつけていたのですが・・・。今回、レンズを1本買ってしまいました。

そもそものきっかけは、京都旅行でした。京都では、ライトアップがキレイな場所が多いのですが、同時に、三脚の使用を禁止しているところも多いのです。夜に三脚無しで写真を撮るのは至難の業。ISOを大きくし、手ぶれ補正機能を使って、息を止めて撮ったとしても、きっと残念な写真になるんだろうなぁというのは想像に難くありません。ある程度、ISOを大きくするのは仕方ないにしても、度が過ぎるとノイズが大きくなってしまうので、ISOはそこそこの値に抑えつつ、シャッター速度を、そこそこ速くする必要があります。ということで、重要になってくるのが、絞りの大きさになるのですが、私が持っているF2の短焦点レンズは35mmなので、私のAPS-Cのカメラでは35mm換算では53mm程度となり、風景を撮るには少し望遠側過ぎます。かと言って、私が持っている18-135mmのズームレンズはF3.5~F5.6で、暗くてシャッター速度をかせげません。

ということで、前置きが長くなりましたが、「広角で明るいレンズが欲しい!」という欲求が強まってしまったのです。困ったものだ・・・。

きっと、そういうレンズは短焦点であるだろうと思い、私が持っているPENTAXのカメラに合うKマウントのレンズを探したところ、なんと無いではありませんか!その代わり、シグマのズームレンズ(18-35mm)に F1.8通しというすごいレンズがありました。が、なかなか高価です。ここで、ふと気が付いたのですが、一般に、手ぶれしないシャッター速度は1/焦点距離以上が目安と言われています。ということは、より広角側であればシャッター速度をかせげるということでは?しかも、最近、「あぁ、もっと広角のレンズがあれば、フレームに収まるのに・・・」と思うことが度々あったので、絞りはそこそこで、とにかく広角のレンズはないかと探したところ、こちらもシグマのズームレンズ(F3.5通し)で10-20mmというのがありました。この2つのレンズのどちらを買おうかと、ものすごく迷いました。口コミなんかを読むと、どちらのレンズも重いのがネックだということが書いてありましたが、私自身がゴツいので、その点は全く気になりませんでした。

18-35mmのほうは、なんと言っても、F1.8というのが魅力です。私が持っているF2.0の短焦点レンズが、とても写りが良くて気に入っているので、「F1.8のズームレンズなんて、さぞかし写りも使い勝手もいいんだろうなぁ」と想像してしまいます。ただ、18-35mmというのは、今持っているレンズでも写せる焦点距離です。それを購入したら、今持っているレンズをほとんど使わなくなってしまうような気がしますし、それって、どう見てもレンズ沼にはまったという状態に他ならないように思います。

一方で、10-20mmは、私が持っているレンズにはない焦点距離なので、「レンズ沼?いやいや、今持っているレンズでは写せないものを撮るために必要なだけだから。全くレンズ沼にはまっていないから!」と、自分に言い訳できる気がします。ただ、F3.5というのが、少し物足りなく感じます。

その前に、どちらかに問題はないかと、いろいろ調べたりもしました。シャッター速度をかせぐためにF1.8で撮るとして、それだと被写界深度が浅すぎるので、もしかしてボケボケの写真にならないだろうかと思い、被写界深度の計算式なるものを見つけて、それで確認してみたり(結局、私が撮ろうと思っている被写体は、かなり距離が離れているので、あまり問題にはならなそうでした)。実際に、F3.5の手持ちで、どの程度、夜景がぶれるか写真を撮って確かめたり(笑)

ということで、ものすごく迷ったのですが、将来、どちらをより使うかということを考え、結局、18-35mmを購入することに決めました。そして、価格ドットコムを確認したところ、なんと前日から約5千円価格が上がっているではありませんか!「こんなタイミングってあるか・・・。これは、神様が買っちゃダメ!と言っているのに違いない」と、まさかのどんでん返しで、10-20mmのレンズを購入することにしました(笑)

この決断が正しかったかどうかはわかりませんが、とりあえず価格は約半額で済み、そして何よりもレンズ沼にはまらなかった(と、自分では思っている)ことが良かったなぁと。

こんなに近付いて撮っても

 

フレームに収まってしまいます!(ケラレが出てますね)

 

因みに、京都では、このレンズ一本のみを使いました。その時の、写真は、先日、ブログにアップしたものです(こちら)。18mmと比較していないのでわからないと思いますが、「えぇ、こんな至近距離でも写せるの!」とか「ここまでフレームに入っちゃうんだ!」とか、いちいち驚きながら撮りました。

それにしても、つくづく思いますが、写真って自己満足の世界ですよね。良い写真が撮れないのは、レンズのせいではなく腕のせいだと信じて、これ以上、レンズは買わないぞ!(自信はないけど・・・)

 

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