5月に香港へ行った際、初めてLCCを利用しました。LCCが登場した頃は、なにかとメディアにも取り上げられていましたが、その内容をすっかり忘れてしまっていました。そして、旅行の日が近付くにつれ、「そう言えば、一般的な飛行機と何か違ったような・・・」と、いろいろ調べてみたのでした。
私が今回利用したのはバニラエアです。それに乗ろうと思ったわけではないのですが、飛行機とホテルがパックになっている格安ツアーを申し込んだら、バニラエアになってしまったのです。
旅行の10日ほど前に、旅行会社から飛行機の予約番号というのが送られてきて、座席は未定と書いてあったので、「自分で座席を取れるのかなぁ」と、バニラエアのホームページを見て、「座席を事前に確保するには別料金がかかる」という事実に気がつきました。
「そうかそうか。LCCとは、そういうものなのか」
と、やや驚きながら、1席700円なので、「まぁ、そのぐらいなら予め席を確保しておいたほうが安心できるな」と、予約しました。
そして、次に荷物の持ち込みについて調べたところ、こちらも手荷物は10kgまでの制限と、そのサイズにも制限があります。それを超える場合には受託手荷物ということになり、別料金が発生します。行き先ごとに料金は異なり、香港の場合、片道4千円です(事前申請の場合。当日申請すると、さらに手数料2千円が追加されるようです)。
私が持っているキャリーバッグが、制限サイズギリギリの大きさで、もしかしたら、当日、「ハイ、ダメ~!別料金6千円になります」みたいなことになると「往復で1万2千円かぁ。そんなことなら、新しいキャリーバッグを買っておけば良かった・・・」ということにもなり兼ねません。ということで、受託手荷物を申請するか、ものすごく迷ったのですが、よくよくツアー内容を見てみたら、受託手荷物料金込みになっていました(笑)
バニラエアは成田空港では第3ターミナルで搭乗します。そこまでの移動にはバスもあるようですが、結局、徒歩とそれほど時間が変わらないようなので歩きました。
屋根があるので雨が降っていても濡れることはありません。
飛行機に乗るときは、移動でよく歩くものだと思っているので、それほど苦に感じることもなくチェックインカウンターに到着しました。
ここで手荷物のサイズチェックがあります。規定のサイズにくりぬかれたようなボックスにバッグがスッポリ収まればセーフ。入らなかったり、はみ出したりしたらアウトです。見ていたら、かなり厳格にチェックしていて、中にはアウトとなり、別料金を払う手続きをしている方もいらっしゃいました。
ちなみに、香港空港ではノーチェックでした。帰国する人がほとんどなので、同じチェックは必要ないということなんでしょうかね。
久しぶりの海外旅行だったので、事前に、いろいろ注意事項を読んでいて、受託手荷物にはバッテリーを入れていないつもりでした。が、うっかりカメラのバッテリーを入れていたら、後から別の場所に呼び出され、「何か入れていませんか?」と質問され、この小さいカメラのバッテリーを手荷物のほうに移してOKとなりました。こんな小さいものでも検知できるんですね。スゴイなぁ。
よくわからなかったことのひとつに、機内への飲料水の持ち込みです。ネットでいろいろ調べたら、いいとか悪いとか・・・。ですが、乗り口のすぐそばに自動販売機があり、機内への持ち込みが出来ますと書いてありました。
飛行機は往きも帰りもエアバスA320でした。座席間隔はかなり狭いです。座席予約する際、一番後ろの席を選ぼうと思ったのですが、「座席は倒せません」と書いてあったので、やめました。が、ほかの席では座席を倒すことは可能かもしれませんが、さすがに、この座席間隔では後ろの人に迷惑だろうということで、座席を倒している人は一人もいませんでした。
ということで、LCCは、何かと制限が多く面倒な点もありますが、そうだと知って利用する分にはいいんじゃないかなぁと思いました。
こちらのホームページもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!