いつものジョギングコースに咲いているクチナシの花も、そろそろ枯れ始めました。1ヶ月ほど、その甘い香りで癒して貰いました。クチナシの花を見ると、ついつい探してしまうものがあります。それは、蛾の幼虫です。スズメガという蜂のような姿をした巨大な蛾を見たことがある方も多いのではないかと思いますが、その幼虫が好んで食べるのが、クチナシの葉なのです。なんて、知ったかぶってますが、そのことを知ったのは、つい最近なんですけどね(笑)
私の実家でも、昔、クチナシを植えたことがあったそうですが、全ての葉を食べ尽くされ全滅したそうです。その時、父は「いったい、ナニヤツが!」と思ったそうですが、「スズメガの幼虫だよ」と教えてあげたら、スッキリした様子でした(笑)
いつも、クチナシの葉を見ると、齧られているのは見るのですが、幼虫の姿を見つけることが出来ませんでした。
きっと、鳥などの天敵から隠れるために、葉の裏側にくっついているんだろうなぁと思い、丹念に、葉の裏側を見ていたら、いましたよ!巨大なヤツが!!虫が苦手な方は、この先は見ないほうがいいですよ(笑)
葉を上から見ると、こんな感じでわかりにくいですが
下からのぞくと、こんな巨大な幼虫が!
ものすごい勢いで葉を食べていました。「ガリガリ」と、葉を齧る音が聞こえそうな勢いでした(実際に聞こえたわけではないですが。でも、静かなところだったら、葉を齧る音が聞こえるんじゃないかなぁ)。
子供の頃、よく遊んでいた公園には、アベリアという花がいっぱい咲いていて、その蜜を吸いに来ていたスズメガをよく見ました。子供の頃は、それが巨大な蜂だと思って怖がっていたのですが、それがヤツらの狙いだったんですよね。上手く蜂の姿に化けたものだ。
幼虫は、お尻にとがった角のようなものがあるのが特徴で、こちらも子供の頃、たまに道路の上を移動する姿を見かけました。当時は、蝶の幼虫かと思っていたのですが・・・。
といった具合に、子供の頃にわからなかったことが、こんな年になってからわかるようになるのもインターネットのおかげだなぁと。いまさらですが、インターネットって、スゴイですね。
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