あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

池井戸潤さんの「ようこそ、わが家へ」を読みました

2年半ほど前にドラマで放送していたのは知っていて、さらに、どうやら本牧に大きなセットを作って撮影しているらしいという話も聞いていたのですが観たことはありませんでした。ただ、ドラマのあらすじを読むと、原作とは、かなり違う部分があるようですね。

内容は、職場における不正とプライベートにおける嫌がらせという2本の大きなテーマが同時に進行していきます。そのため、読んでいて「悪いことばかりだなぁ」と、ちょっと暗い気持ちになりました(笑)

職場の話は、池井戸さんが他の作品でも書いているような内容ですが、プライベートの話は、それまでに読んだ池井戸さんの作品とはちょっと違ったテーマかなぁと感じました。通勤電車でのちょっとしたことが、きっかけとなって、顔は覚えているけど、素性がわからない相手から嫌がらせを受けることになります。自分も、通勤電車に乗っていて思うのは、なぜか、自分も含めて全体的にイライラとした空気が充満しているということです。先日も、電車を降りる時に、後ろから押されて、そのために横の人を押してしまったのですが、その後、階段を下りている時に、足をひっかけられそうになりました。顔は見ていませんが、たぶん、私が押してしまった人が腹立ちまぎれに、足をひっかけようとしたのだと思います。きっと、「ムカつくから、ちょっとヒヤッとさせてやろう」ぐらいの気持ちだったのだと思いますが、一歩間違えたら大事故ですよね。通勤電車の中は、なぜか、そんな空気が満ちているんですよね。

話が反れましたが・・・。この小説は、そんな世の中の陰湿な犯罪を、うまく題材にしているなぁと思いました。

 

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