あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

北海道

私が北海道好きということを知っている方からは、いろいろと、ご心配の声をいただきました。ありがとうございます。

私の友人達には、すぐに連絡し、ご家族も含めて無事だということが確認できました。ただ、地震発生からしばらくは、停電、断水、それから食料の買い占めに困っていたようです。

「自分が行って、何か手伝いたい!」

と思う方もいらっしゃると思いますが、札幌出身の大黒摩季さんのインスタには

「行かないで!」

ということが書いてありました。

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なるほど。

落ち着いた頃、特に、農家や酪農家の皆さんをなんらかの形で、助けてあげられたらいいなぁと思っています。

さて、今回はブラックアウトという大規模停電が大問題となっています。恥ずかしながら、ホワイトアウトなら聞いたことがありましたが、ブラックアウトという言葉を初めて聞きました。

今回、停電した苫東厚真火力発電所は、北海道最大の発電所ということで、私も大学生のときに見学に行きました。当時は、特に興味がなかったので、みんなに着いて行っただけで、覚えていることといえば、タービンがやたら「うるさいなぁ!」ぐらいのことなのですが・・・。東日本大震災以降、泊原発(ここも大学生のときに見学に行きました)が停止していることは知っていましたが、そのしわ寄せが苫東厚真火力発電所に行っているということは今回初めて知りました。

テレビでも報じられているとおり、北海道全体の電力需要の半分以上を賄っていた苫東厚真火力発電所がダウンしたことで、残りの発電所でカバーしようとしたけど、そんなことができるわけがなく、無理をすると発電所が壊れてしまうので、自らダウンし、結局、全停電ということになったとのこと。「周波数が・・・」とか言われていることの意味がわからなかったので調べてみると、自転車にたとえている方がいたので、それがわかり易かったです。需給バランスが保たれているときが平坦な道を走っている時だとして、上り坂になったとき、同じ回転数でペダルをこごうとすると、たいへんですよね(変速ギアは無いという前提ですよ)。自分の持っている力では同じ回転数を保てず、だんだん回転数が落ちてくると思います。それが周波数が低くなったという状態です。変電所には、不足周波数継電器というセンサのようなものがあり、周波数が基準値を下回ると、自分が壊れてしまう前に「あ~、もうアカン!」と発電を止めてしまう仕組みになっているそうです。

もちろん、ブラックアウトのようなことにならないように、一部の負荷をわざと停電させて需給バランスを取るのですが、そして、今回もそのように動作した形跡はあるようですが、想定以上にバランスが悪かったために、うまく機能しなかったのではないかと言われています(北海道は風力発電など再生可能エネルギーの割合が大きいことも原因のひとつではないかと言われています)。

ということで、北海道電力がマスコミからたたかれていますが、もともと、北海道電力の設備構成比は以下のとおりです。

 

そして、泊原発が停止しているため、実際の供給割合は以下のようになっています。

 

泊原発ありきの構成比になっているので、今回のようなことは仕方なかったのかなぁと思います。

これに対して、テレビで「わざと今回のような事態にし、これを機に、泊原発を再稼動させる方向に世論を誘導しようとしているように感じる」というような趣旨のことを言っている方がいましたが、すぐさま専門家が「LNGの火力発電を建設中だし、本州から受けられる電力も増やすようにしている」と回答していました。発電所のような大きなインフラは、建設するのに、とても時間がかかるのです。逆に、情報番組のコメンテーターの全く責任感のない発言は、北海道電力に対する悪意を感じてしまいます。

何が言いたいかわからない内容となってしまいましたが・・・。皆さん、北海道が落ち着いたら、消費しに行きましょう!

 

こちらのホームページもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!