昔は、日本のあちこちで走っていたそうです。横浜でも、横浜駅から反町、三ツ沢あたり、それから天王町から和田町方面に走っていたそうです。そんなトロリーバスも、日本で現役で頑張っているのは、黒部ダムの近くを走る2ルートのみとなり、さらに、そのうちの扇沢から出ているトロリーバスは、今年の11月をもって廃止され、その後は、電気自動車に変わるとのこと。
「これは乗っておかなければ!」
って、思いますよね。鉄ちゃんじゃなくても。
ということで扇沢駅まで行ってみました。
駅近の駐車場は1,000円。少し下山すると無料の駐車場もあります(私が行った時は満車だったので1,000円払って駅近の駐車場を利用しました)。
黒部ダムへ向かうトロリーバスは満席で、あまり写真が撮れず・・・。帰りは運よく、先頭の席に座れました(子供か!)
運転席は電車のよう。
いよいよ出発!数台が連なって走ります(連結しているわけではありません)。
途中で、すれ違い。
黄色の標識は長野県と富山県の県境と言っていたような(分水嶺と言っていたような気も・・・)。
そして、有名な破砕帯に入ります。青い照明の区間です。たった80mしかないそうですが、ここを掘るのに7ヶ月もかかったそうな。黒部の太陽を観た方なら、その壮絶な工事の場面が記憶に残っているのでは。
トロリーバスは、この2本のポールで集電しているんですね(1本は帰線用)。DC600Vだそうです。
カーブの区間でも、しっかり追従できるようになっているんですね。紐でポールをひっぱっているように見えますが、ヨーヨーみたいになっているのかな?
ちなみに、今走っているのは3代目だそうです。
長い間、お疲れさまでした。
こちらのHPもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!