北海道の札沼線の北海道医療大学～新十津川間が来年5月に廃止になるそうな。
馴染みのない方は、まったくわからないと思いますが、地図の赤い線の部分です。
旅行で北海道へ行くと、札沼線に平行して走る国道275号線はよく利用しますが、鉄道を利用することはまずありません。北海道に住んでいた頃も車が中心でしたが、一度だけ札沼線に乗ったことがあります。実家に帰省した際に購入した青春18切符が余ってしまい、もったいないので、どこかへ行こうと思い、札幌⇒桑園⇒（札沼線）⇒新十津川⇒（徒歩）⇒滝川⇒（函館本線）⇒岩見沢⇒（室蘭本線）⇒追分⇒（石勝線）⇒千歳⇒（千歳線）⇒札幌 という行程を意味もなく移動したのでした（笑）
今でこそ、ちょっと調べればすぐにわかることですが、まだインターネットがない時代、どこかで貰った付録のような地図を見ていて、「もしかして新十津川から滝川まで徒歩で移動できるんじゃない？」と思いついたことが個人的には大発見でした。そして、大の方向音痴の私が、「この道で合っているのかなぁ・・・」と不安に思いながら、石狩川大橋を渡って滝川へ向かったときの気持ちや景色は未だに記憶に残っています。
ということで、それほど利用したことはなくても、一応、思い出の路線が廃線になるのは、やはり寂しいです。
実は、札沼線のうち、残る路線である桑園～北海道医療大学は比較的最近（7年ほど前）、電化されていて、当時、真新しい電柱が珍しくて写真に撮ったりもしました（笑）
「なんで、この先は電化しないんだろう？」と思っていたのですが、投資するほどの利用が見込めなかったということなんですね。というか、廃線にすることは既定路線だったのでしょうか。別にテッチャンではありませんが、廃線になる前に、その勇姿をもう一度見に行きたいなぁ。
ちなみに、この写真は6年前に撮ったものです。ボケボケでよくわかりませんが、パンタグラフが上がっていないようですので、非電化の廃線になる区間かなぁ。
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