あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

人生初の胃カメラ

今年も人間ドックへ行って来ました。初めて人間ドックへ行ったときは、少々、緊張し、前日はあまり眠れませんでしたが、最近では、慣れたもので、ぐっすり眠れるようになりました。さらに、人間ドック前には、少々、食事に気を付けたり、無駄な抵抗をしていたのも、今では懐かしい・・・というほど、人間ドックがあるからといって特別なことをすることもなくなりました。
今年も、そういう態度は変わらなかったのですが、ひとつ違ったのは、生まれて初めて胃カメラで検査を受けたという点です。今までは、ずっとバリウムだったのですが、年齢的にも癌を意識しなきゃなぁということで、内臓の状態をよく診て貰うために約4千円を追加で支払って胃カメラで検査を受けることにしました。
胃カメラの予約は前々日に行ったため、本来であれば、事前に送られてくるはずの問診票などは受付の際に記入しました。そこで、胃カメラを鼻か口のどちらから挿入するか選択して下さいと書いてあり


「どっちがいいんだ・・・」


と、悩みました。家にいればネットで、いろいろ調べて決めるところですが、ここでは、その場で決めなければいけません。そこで、胃カメラを挿入している自分の姿を思い浮かべてみました。口から挿入すると、「ゲロッ」と、戻しそうになる自分の姿が・・・。鼻から挿入した場合は、鼻水のごとくスルスルと入っていきそうな気がします。ということで、鼻から挿入することにしました。
検査を受ける前に、「これを読んでおいて下さい」と、胃カメラの検査を受ける手順が簡単に書いてある冊子を渡され、それを読み終えた頃に名前を呼ばれました。
ベッドに行くのかと思っていたのですが、まずはゆったりした椅子に座るように言われ、そこで、小さい紙コップに入った液体を飲みました。胃の中の泡をなくすものだそうです。
次に、鼻の粘膜を広げるらしい薬を、シュッシュッと鼻の奥のほうに吹きかけられ、しばらく後に、麻酔を、これまた鼻の奥のほうにシュッシュッと吹きかけられました。


「唾液は、ティッシュペーパーに出して下さね」


と言われ


「なんでだろう?」


と、その理由がわからなかったのですが、しばらくして、唾を飲みこもうとしたら、麻酔のせいで、うまく飲みこめなさそうだということに気づき、あわててティッシュペーパーに出しました。気管に入ったらたいへん!
そして、ベッドへ移動し、いよいよ検査の開始です。
こちらは初めてのことで、「なんだなんだ?何がおこるんだ?」と、うろたえ気味なのですが、検査する側は、やるべきことをてきぱきと進めて、こちらに考える隙を与えぬまま、あれよあれよという間に、鼻からスコープが入ってきました。


「おっ!なんかちょっと痛いぞ」


と、一瞬、顔をしかめたら


「はい、今、一番細いところを通りました。ここを通れば大丈夫ですよ。上手ですねぇ」


と言われ


「そうかそうか。俺は上手なのか」


と、ちょっと気をよくしたのでした。
空気も入れて胃をふくらませるらしく、ゲップをしたくなる瞬間もありましたが、特に気分が悪くなることもなく、胃カメラはズンズン奥へ進んでいくようです。内臓は冷たいものが通っているような感覚があり、なんとなく、今、どの辺りにカメラがいるのかなぁということがわかるような気がします。
少し冷静になると、カメラを操作する方のほかに、ひたすら背中をさすってくれている方もいることに遅ればせながら気がつきました。
「ゲロするときも背中をさするけど、あれはゲロを促すためではなかったんだ・・・」
ということに初めて気が付きました。ただ、背中をさすると、自分の体が揺れて、胃カメラが変に動いちゃわないだろうかという不安もありましたが、そういうこともないうちに検査は終わりました。
検査後、すぐに画像を見せて貰い、説明も受けました。


「ここ赤くなっているところがありますね。逆流性食道炎ですね」


やっぱりね。そうだと思った。前からそれっぽい症状があったからなぁ。


「ピロリ菌はありませんね。ポリープがありますが、5mm以下の小さいもので癌になるものではありません」


ほかに炎症も少々ありましたが、「キレイですね」ということで、おおむね良好でした。良かった良かった。
最後に問診を受けて、家へ帰ろうと、建物を出る直前に、便意に襲われ、慌ててトイレへ入りました。

 

「ゾウの断末魔の叫びか!」

 

というほどの大音量かつ長時間の男らしいオナラが・・・。


「これは、確実に、トイレの外まで聞こえただろうなぁ」


バリウムの場合は検査後に下剤を飲むので、それはそれでたいへんですが、胃カメラにもトイレネタがあるとは知りませんでした。いやぁ、勉強になったなぁ。

f:id:okka4:20200916054815j:plain

眺めのよいところですが、いつも、それを楽しむ余裕はなし(笑)

 

こちらのHPもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!