横浜のそごうで、ぶらぶらしている際に
「日本三大まんじゅう」
と書いてある箱を見つけました。そういえば、まんじゅうって、たまに、お土産でいただくもので、自ら買ったことってあまりないなぁと思い、でも、コロナ禍で、お土産でいただくこともなく、久しぶりに食べてみようかなぁと、1箱買ってみました。
「それにしても、日本三大まんじゅうって聞いたことがないけど・・・」
と、調べてみると、柏屋のホームページに説明があり、東京の「志ほせ饅頭」、岡山の「大手まんぢゅう」、そして、こちら福島の「薄皮饅頭」のことだそうです。面白いのは、柏屋以外の塩瀬総本家（志ほせ饅頭）と大手饅頭伊部屋（大手まんぢゅう）は、どちらも「日本三大まんじゅう」とうたっていないことです。一方の柏屋は、日本三大まんじゅうたる由縁を、いろんな文献から引用して証明しようという必死さがうかがえ、2016年には地元、福島で他の2社を呼んで「日本三大まんじゅう」サミットを開催したりしているようで、そのスタンスの違いに、なんとなく生々しいものを感じたりします。
さて、味のほうですが、「薄皮」の商品名に偽りはなく、たしかに薄皮で、あんこたっぷりのお饅頭でした（断面の写真を撮り忘れました・・・）。
あんぱんなんかも、「薄皮こそ正義！」みたいな風潮がありますが、こうして食べてみると、もうちょっと皮も味わいたいなぁということを感じました。やはりなにごともバランスが大事かなぁと。
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