横浜の情報サイトを見ていて、昨年12月に中華街にプリン専門店がオープンしたことを知り、まず思ったのが
「なぜ中華街？」
ということ。
中華街というと中華料理のお店ばかりと思われるかもしれませんが、意外と、スペイン料理のお店だったり、イタリアンのお店があったり、カフェやスイーツのお店もあるのですが、プリンに特化したお店というのは珍しい。
「今度行ってみようっと」
と思っているうちに、すっかり忘れていました。
中華街は毎週通っているのにどうして忘れてしまったかというと、その道を通らないので。私だけではなく、中華街を訪れるお客さんの多くが通らないであろう道に面した場所にお店があるのです。関帝廟通りに近いのですが、見るからにお店が無さそうな雰囲気の通りなので、お客さんはどうしても賑やかな方へ行っちゃうのでしょうね。
そして、先日、関帝廟通りを通過し、このお店と反対側へ進もうとしたときに、「プリン専門店です」と大きな声でアピールしている店員さんを見て
「あっ！ここのお店かぁ」
と思い出したのでした。
ずいぶん一生懸命に声を出し続けているので、試しに買ってみることにしました。
買ったのは、プレーンと桃です。それぞれ390円と440円でした。
「一般的なプリンよりも、卵をたっぷりと使用することで濃厚な味わいを実現」とのことで、たしかに、甘さ控えめで、卵の風味を感じやすく、なめらかというかネットリとした食感のプリンで美味しかったです。桃も美味しかったのですが、そちらの甘みが勝ってしまい、プリンの味をほとんど感じることができず、「せっかくプリンを買ったのに・・・」という、なんだかもったいなさを感じました。
なかなか立地条件が厳しい場所ですが、店内で食べて行くこともできるようですし、ちょっと歩き疲れた時に、一休みする場所としてもちょうどいいかもしれませんね。
