熊本へ行ったら見てみたいと思っていたのが、TSMCの半導体工場です。
菊陽町という、熊本の市街地から車で40分ほどの場所にあります。
「どうして、そこに？」
ということは、いろいろと話題になっていましたが。
TSMCの日本における売上の約半分がソニーだそうで、この菊陽町には、もともとソニーの半導体工場があったことが最も大きな理由のようですね（半導体の製造工程は前工程と後工程にわかれていてTSMCは前工程、ソニーは後工程を担うことになるのでしょうね）。半導体製造に重要となる水の確保だったり、台湾からの距離だったりということもあるのでしょうけど。
そういえば、長崎自動車道を走っていたら諫早IC近くで「なんの工場だろう？」という巨大な工場があり、「SONY」の文字が。そちらもソニーの半導体工場でした。
ストリートビューからの写真
菊陽町へ行ってみると、ウワサ通り、のどかな場所でした。そんな場所に、突然、ド～ンといった感じで立派な建物が現れます。
「お～っ、これかぁ」
JSAMというのは、「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing」の略です。ソニーとデンソーが少数株主として加わったTSMCとの合弁会社です。
Fab23というのは、TSMCの23番目の工場ということのようです（正確には違うかもしれませんし、縁起の悪い数字は欠番にしているらしいです）。
「へぇ～、スゴイなぁ」
と、建物の周りをウロウロしていたら、私と同じようにカメラを持ってウロウロしている人がいました（笑）
しばらく、そこにいると、駐車場付近にいた警備の人が
「不審者か？」
といった感じで、じわりじわりと近づいてきているように感じたので帰ることにしました。
工場の周りは、この写真のように広大な土地が広がっています。やけにヒバリの鳴き声が目立っていました。
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