あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

高杉良さんの「灼熱起業」を読みました


ホダカ株式会社の創業者である武田光司さんの話です。
もともと武田さんは文化放送の社員で、昭和の熱血サラリーマンといった感じの営業マンでしたが、社内での評価が上がる一方で、家庭はうまくいかなくなり、家族との別居と、愛人との生活、そして退社と新しい仕事をほぼ同時にスタートします。はじめは、自転車の輸入販売をしますが失敗。それでも、一度ははじめた自転車の販売ということで、それまで販売ルートとしてタブー視されていた問屋を介さず、直接、スーパーなどに卸すことに挑戦していきます。イトーヨーカドーなどのスーパーが売上を伸ばしていくのに合わせるように、どんどん会社も大きくなり、創業20周年を迎えるところで話は終わります。
ホダカ物産という中小企業を、高杉さんが題材として取り上げるのは珍しいなぁと思っていたら、解説に、高杉さんが武田さんと会い、その人柄に惚れて、小説とすることにしたそうです。きっと、こういう小説を数多く書いている高杉さんは、いろんな方に会っていると思いますが、その高杉さんが惚れ込むような特別な人だったということなのでしょうね。
まさにタイトルの「灼熱」のような方だったんだろうなぁということが小説から十分に伝わってきました。


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