
「ノースライトってなんだろう?」と思い、買いました。久しぶりに、いい小説だなぁと思いました。何がいいんだろう?ということをうまく説明できませんが(笑)文章が軽いわけではないのですが、引っかかりなくスラスラと読めるところは藤田宜永さんなどと通じるところがあるような。あとはきっと綿密な取材や調査をしているんだろうなぁということが窺い知れる、土台のどっしり感というか、安定感を感じながら読めるところもいいのかなぁ。
内容は、一級建築士の中年男性が、心血を注いで設計した家に、それを依頼した家族が住んでいないことを知り、その家族に連絡を取ろうとするけど行方がわからなくなってしまい・・・という、ちょっと変わったミステリー小説です。
ブルーノ・タウトというドイツの建築家で、ナチスの迫害から逃れて日本に3年半滞在した人物の作品がカギを握るのですが、読んでいるうちに、その方の作品を見たくなりました。
ちなみに、ノースライトというのは、北側から差し込む柔らかな自然光のことで建築用語なのだそうです。
こちらの小説は、数年前にドラマ化されていることを後で知りました。見たかったなぁ。
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