あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

山本周五郎さんの「寝ぼけ署長」を読みました

山本周五郎の小説は一度も読んだことがありませんでした。山本周五郎は、1903年生まれで1967年に亡くなっています。その作品は、数多く映画化されていて、最近では2023年に上映された「華の季節」が山本周五郎の原作「菊千代抄」だそうです。
寝ぼけ署長は、山本周五郎作品の中では異色の現代ものの探偵小説とのこと。この作品は、1946年から1948年にかけて雑誌に連載されたもので、当初は作者が誰か伏せた「覆面作家」として発表されていたそうです。その面白さから人気が出てきて、当然、「誰が書いているんだ?」という関心も持たれ、そのうち江戸川乱歩がポロっと山本周五郎だということを言ってバレたとか。
内容は、ある地方都市に、いつも居眠りしているような警察署長がいたのですが、その在任期間中、運よく事件の発生が少なかったんだけど、それは実は、その署長が事件が大きくなる前にその芽を摘んでいたからだという内容です。その具体例を、一話ずつまとめ、署長が異動する話が最終話となっています。居眠りばかりしているようですが、実はとても博識で頭脳明晰。次々と事件を解決に導いていきます。また、罪を憎んで人を憎まずというところがカッコいい!
時代設定は戦前ですので、お金の価値など、今の時代との違いはありますが、人間性とか社会の仕組みというのは、今に通じるところがあり、あまり違和感なく読むことができましたし、面白かったです。


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