あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

西村京太郎さんの「特急北斗1号殺人事件」を読みました

出版されたのは1987年です。小説の中に青函連絡船が登場しますが、この翌年には津軽海峡線が開通することになるので、「その前に、はやく、この小説を出さないと!」と焦って書いたのかなぁなんて想像してしまいました(笑)

30年も前の小説ということで、今になってみると、「今であれば、もっと簡単に犯人が割り出せるかもしれないなぁ」という点がいくつもありました。例えば、防犯カメラがあればとか、DNA鑑定があればとか、携帯電話だったらとか。逆に、そういった技術の進歩にあわせて、犯罪の手口が巧妙になってきているということも言えるのでしょうね。

因みに、小説のタイトルになっている北斗1号というのは、今は、スーパー北斗1号という振り子列車に変わっているようです。この振り子列車が導入された頃、私は札幌に住んでいましたが、テレビのCMで、札幌~函館間が3時間を切る!という宣伝をやたら目にしました。「3時間切るって、たった1分だけの 2時間59分じゃん!」と、当時は思っていましたが。そして、小説のタイトルになっている北斗1号は、この小説の中では、それほど重要ではなく、そのあとに乗るライラック13号で事件が起きます。このあたりも、津軽海峡線の開通を意識して「北斗にしておいたほうが売れるかも」みたいなことを思ってタイトルを決めたのかなぁなんて想像してしまいます。

 

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西村