あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

三島由紀夫の「潮騒」を読みました

なぜか、三島由紀夫は、「三島由紀夫さん」ではなく、「三島由紀夫」と書かないといけないような気がします。きっと、その生きざまに、「さん」付けにできない厳しさを感じるからからかなぁ。ということもあり、昔から、いろんな人の本を読んできましたが、…

原宏一さんの「かつどん協議会」を読みました

表題を含む短編3作品からなります。かつどん協議会は、かつ丼の売れ行きが全国的に低調となってきたことを憂い、その関係者が集まり、キャンペーンを企画しようということになり、豚肉、玉子、米、パン粉など、それぞれの業界の代表者が集まり、その内容につ…

阿川佐和子さんの「魔女のスープ」を読みました

雑誌「クロワッサン」に連載された食にまつわるエッセイをまとめたものだそうです。文章は、テレビで観る阿川さんそのものといった感じで、サバサバとしていて、ユーモアがあって、読み易いです。美味しいと思ったものは、なんでも自分で作ってみよう!とい…

東野圭吾さんの「カッコウの卵は誰のもの」を読みました

主人公は、オリンピック選手でもあった元スキーヤーです。はじめから終わりまで、彼が悶々とし続けているので、読んでいるこちらまで悶々としてしまいます(笑)なんとなく、「こういうことなのかなぁ」と思わせておいて、「そう来るか!」という意外性があ…

季刊誌「横浜」を読みました

今回は、中華街の特集ということで買ってみました。雑誌は普段あまり読まないので、ちょっと新鮮でした。最近はネットで、いろんな情報が手に入りますし、それは自分が、それについて調べようと思って得る情報なので、自ずと興味のある情報に限られるのに対…

みうらじゅんさんの「色即ぜねれいしょん」を読みました

みうらさんは、産経新聞に「収集癖と発表癖」というエッセイを月1回で連載していて、それを読むのを楽しみにしています。こういう世の中では、特に、みうらさんのような面白さが、いいなぁと思うのは私だけではないはず。というのも、今週から盛岡で、「みう…

柳広司さんの「ザビエルの首」を読みました

なんだか不思議な小説でした。ジャンルとしては、推理小説になるのかなぁ。ただ、フランシスコ・ザビエルについては、ある程度は史実に基づいていたり、そうかと思えば、時空を超えてしまったり、とてもシリアスな表現が使われたかと思えば、妙に軽いノリだ…

沢木耕太郎さんの「あなたがいる場所」を読みました

短編集です。ということに読んでから気が付きました。沢木さんの短編集なんて珍しいなぁと思っていたら、解説に、沢木さん初の短編集と書いてありました。短編集というと、だいたい、どの作品も文字数は同じぐらいなような印象がありますが、この本の場合、…

伊坂幸太郎さんの「あるキング」を読みました

冒頭の1ページに、「Fair is foul, and foul is fair」というシェイクスピアのマクベスからの引用と、その和訳(「きれいは汚い、汚いはきれい」、「いいは悪いで悪いはいい」など)が、いくつか並んでいます。もう、この時点で、「変わった小説だなぁ」とい…

中島京子さんの「小さいおうち」を読みました

こちらも適当に手に取った本ですが、後で調べてみて、映画化されていることを知りました。さらに直木賞の受賞作でもあることを知りました。「そうだろうなぁ」というのが読後の印象です。戦前、まだ少女といった感じの女性が山形から東京へ出てきて、女中と…

大沼紀子さんの「真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ」を読みました

もちろん、題名を見て買った本です(笑) ブックオフでたまたま見つけたのですが、今回買った「午前0時のレシピ」以外にも、「午前○時の○○」という本があり、シリーズ化されているんだなぁということを知りました。さらに、読み終わってから調べてみると、過…

井上靖さんの「風林火山」を読みました

日本史がからっきしダメな私ですが、さすがに、この本が武田信玄に関係している内容なんだろうなぁということはわかりました(笑) が、読んでみると、武田信玄ではなく、その右腕とも言うべき軍師「山本勘助」が主人公でした。しかも、読み終わってからネッ…

開高健さんの「日本三文オペラ」を読みました

いや~、久しぶりにすごい小説を読んだなぁというのが読後の感想です。この本を読んだ人が必ず感じるであろうことは、そのエネルギーの凄まじさでしょう。そこに描かれている人々にエネルギーを感じるのか、文章にエネルギーを感じるのか、その両方なのか、…

檀晴子さんの「檀流クッキング入門日記」を読みました

久しぶりに檀一雄さんの本が読みたいなぁと思い、ネットで探していたら、こちらの本が昨年出ていることを知り、今回は横浜市立中央図書館で借りました。検索機で調べて、「あれ?ここにあるはずなんだけどなぁ」と、何度も何度も探したのですが見つからず、…

西加奈子さんの「地下の鳩」を読みました

毎度のことながら、まったくの予備知識もないまま読みました。登場人物の個性がわりと早い段階でつまびらかにされていたので、なんとなく短編小説なのかなぁと思いながら読み進めていきました。主人公はキャバレーの呼び込みをしている40歳の男性で、惰性で…

新堂冬樹さんの「動物記」を読みました

あとがきを読むと、この作家の新堂さんは子供の頃に、動物ものの本を読み漁っていたそうで、いつか、自分でも書いてみたいと思っていたそうです。私も子供の頃、動物が大好きで、シートン動物記はもちろん、椋鳩十さん、畑正憲さんの本などをよく読んでいて…

篠原美季さんの「横浜ゲートウォッチャー(新米天使のお祓い日誌)」を読みました

本の題名に「横浜」の文字があったので買ってみました。主人公は、横浜市の税関職員という変わった設定です。横浜市の税関ということで、有名な「クイーン」と呼ばれる建物が登場したり、象の鼻や山下ふ頭、山手のあたりから戸部付近も出てきたり、日頃の自…

岸田るり子さんの「めぐり会い」を読みました

作家のことも作品のことも、全くなんの予備知識も持たずに読み始めたのですが、初めは時代設定がよくわかりませんでした。というのも、主人公は親の言いなりで結婚した女性で、その結婚相手も母親がいいと言うなら、それでいいよという感じで結婚した男性。…

池井戸潤さんの「民王」を読みました

池井戸さんの小説というと、半沢直樹のシリーズであったり、鉄の骨や空飛ぶタイヤなど、テーマとしてはちょっと硬いイメージがあり、それだけに文章にも緊張感があるものと思い込んでいたのですが、この小説は、かなりタイプが違いました。主人公は、日本の…

井坂幸太郎さんの「SOSの猿」を読みました

「私の話」と「猿の話」という章が交互に展開されます。それぞれ、全く関係していない話がそれぞれ展開していき、「どこかで交わるんだろうなぁ」とは思いつつも、通勤電車の帰りにしか本を読まないので、土日を挟んだりすると絶望的なまでに、それまでの内…

真保裕一さんの「ストロボ」を読みました

一人のカメラマンが主人公の小説です。5つの短編から構成されていますが、変わっているのが、5章からはじまり1章で終わることです。そして5章が50歳、4章が42歳、3章が37歳、2章が31歳、1章が22歳と、年齢がさかのぼっていくところが面白いところです。読者…

群ようこさんの「老いと収納」を読みました

久しぶりに群さんの本を読んでみようと思い、適当に手にとった本です。内容は、群さんご自身が断捨離をどのように行ったかが詳細に綴られています。それは、下着であれば、例えば、最低でも何枚持っていれば十分だとか、どのように考えて、どれだけ捨てるこ…

香納諒一さんの「ガリレオの小部屋」を読みました

ブックオフで「ガリレオ」の文字を見つけて買いました。別に東野圭吾さんの小説を連想したわけではありませんが、なんとなく「ガリレオ」という題名がついている本は面白そうだなぁと思ったので。7つの小説が収められた短編集で、その一つが「ガリレオの小部…

村上春樹さんの「スプートニクの恋人」を読みました

村上さんの小説の中では、難解ではない小説という評価を見ましたが、私の中では難解でした・・・。「きっと、こういうことなんだろうなぁ」ということは、うっすらと感じましたが、真面目に読むと、伏線というか、答えにつながる言葉が散りばめてあり、「な…

森鷗外の「舞姫」を読みました

高校生の時、国語の教科書に載っていました。その先生の授業は、いつも話が脱線していたのですが、いつしか我々生徒たちは、いかに授業を脱線させるかということに注力するようになりました。もう昔の話なので、よく覚えていませんが、もしかしたら、1年かけ…

似鳥鶏さんの「午後からはワニ日和」を読みました

題名から、きっとユルイ内容だろうなぁと思って買いました。そして、その通りの内容で、仕事帰りの電車の中で、頭を休めるのに良い本でした。主人公は、動物園で働く男性で、その動物園でワニが盗まれるという事件が起こります。その犯人が誰か突きとめよう…

JALとANAの機内誌

龍鳳酒家の渡り蟹のあんかけ炒飯が、JALの機内誌に取り上げられていたというtwitterを見かけ、読みたいなぁと思ったのですが、飛行機に(しかもJALに)乗る機会は、なかなか訪れないだろうし・・・。念のため、ネットで調べてみたら、ネットでも見られるんで…

多田富雄さんの「寡黙なる巨人」を読みました

題名から、なんか面白そうだなぁという印象を受けて買いました。私はてっきりミステリーとかサスペンス小説かと思っていたのですが全く違いました。内容は多田さんの壮絶な体験を描いた表題作の「寡黙なる巨人」のほか、エッセイなどからなっています。多田…

浅井リョウさんの「何者」を読みました

2013年に直木賞を受賞した作品とのこと。2016年に佐藤健さん主演で映画化もされたんですね。知らなかった・・・。この後書くことは、だいぶネタバレになってしまいますが。はじめは大学生3人が出てきて、なんとなく、この3人の三角関係が、どうなっていくん…

村上春樹さんの「アフターダーク」を読みました

ある姉妹を中心に、半日の出来事を第三者(と言っても人間ではなく、何者かはわかりませんが)の視点から描いています。登場人物はそれほど多くはなく、それぞれが個性的なので覚えやすいところが個人的には良かったです(笑)19歳の女の子(妹)が深夜のデ…