最近、面白いことに気がつきました。「あっ！この景色はなかなか絵になるなぁ」と思い、写真をカシャカシャ撮っていると、同じようにカメラやスマホを持った人が集まってきて、同じようにカシャカシャ撮り始めるのです。きっと私のようなオッチャンがゴツいカメラと三脚を持って写真を撮っていると「おや？あそこにベテランのアマチュアカメラマンっぽい人がいるなぁ。きっと、いい写真が撮れるに違いない！」と勘違いして集まってくるのではないかというのが、私の推理するところです。風貌はそう見えるかもしれませんが、実態は、そうやって集まってくるカメラを携えた人達とたぶん同じぐらいの腕前で、持っているカメラはミラーレスのかなり安い部類のものです。ちょっと特殊なのは、ミラーレスカメラはファインダーが無く、画面に光が反射して見にくいので、それを防ぐための不恰好なフードをつけているため、知らない人が見ると、「なんだ、あれは？なんかよくわからないけど、ベテランはああいう小道具を使うのかも？」ぐらいに思うのかもしれません。こちらは、あまりの不恰好さに、まるで何か悪いことでもしているかのように、コソコソとなるべく目立たないようにしたいところなのですが・・・。
なんだか集まった人たちに申し訳なくなり「すみませんね。なんだかこんな私で」という気持ちで、逃げるようにその場をあとにしなくてはならなくなるのは困ったものです。
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