横浜駅近くのダイエー内に入っている中古CDショップの「レコファン」に行って、いろいろ見ているうちに「そう言えば、The Woman in Redって長いこと聴いてないなぁ」と懐かしくなり買ってしまいました。884円でした。
同タイトルの映画のサウンドトラック盤で、スティービー・ワンダーの曲の中でも有名な「心の愛」が収められてます。個人的に、とても想い出深いアルバムで、私がスティービー・ワンダーのファンになって初めて発売と同時に買ったアルバムでした。それまでは、過去に出たアルバムを聴き漁っていたので。それだけに、このレコードを買って帰り、レコード盤に針を落とすときの喜びは大きく、そしてアルバムを聴き終えたときには若干の失望を感じたのでした。このアルバムの１つ前に制作されたのは「Hotter than July」というアルバムで（その間にMusiquariumが発売されていますが、これはほぼベスト盤ですのでカウントしないこととして）、それは70年代の良さを残しつつ、新しさを追求した印象があり、好きな曲がいっぱい入っていたのですが、The Woman in Redは、70年代の良さが完全に無くなってしまったなぁ・・・というのが残念だったのです。その後に制作されたアルバムも、同様に残念ながら個人的には好きになれる作品は無く（そうは言っても、スティービーの代表曲となっているPart-Time LoverやOverjoyedなどの名曲はありますが）、そのうち、ほとんどアルバムも作られなくなってしまいました。
12歳から音楽活動しているスティービー・ワンダーは、大御所となるのも早かったですが、まだ60歳代半ば！もう一度、1970年代の頃のような素晴らしい曲を作って貰いたいなぁと思うのは私だけではないと思います。
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