やはりセルビアの守備は堅いなぁという印象が強い試合でした。眠い目をこすりながら観ていたのであまりよく思い出せない部分もありますが、日本の攻め方をよくわかっていて、日本がパス中心で攻めてくることがはじめからわかっているような守備だったような気がします。日本はなかなか一人で突破する力が無いので、どこかにパスを出そうと周りの選手を探すけど、パスコースをふさがれていて、まごまごしている間にボールを失い、そこから速攻に転じられるという展開が多かったような。セルビアの攻撃陣がそれほど強力ではなかったので、2失点で済みましたが、もっと決定力のある選手がいるチームだったら相当な失点をしていたのではないでしょうか。
今の代表の戦い方は弱いチームには確実に勝てるけど、強いチームには確実に負ける（運よく勝つということがない）と思います。強いチームに対して勝機を見出すには、前回のワールドカップのように、とにかくひたすら全員で守りに守って、数少ない速攻のチャンスをものにするという戦い方以外には無いような。面白いサッカーとは言えませんが、それが最も現実的だと思います。そのためには、決定力は二の次として、馬車馬のように走り回って最前線からプレスをかけられるフォワードが必要かなぁと思います。
