有隣堂は、横浜の本屋さんだけあって、横浜に関連する本が目立つ場所に置いてあります。その中に、この本があったので面白そうだと思って買いました。
横浜はペリーが来航し、日米和親条約を結んでから多くの外国人が住むようになり、外国の文化が横浜にいっぱい入って来ました。そのため、「日本で初めて」というものが横浜には数多くあります。そういったものが紹介されていたり、現存する建物の歴史や、当時の風俗など、100~150年ほど前の横浜を知ることが出来て、なかなか面白かったです。ひとつ残念なのは、それがどこなのかというのがイマイチよくわからない点です。地図で示して貰えれば、だいたい「あぁ、あそこかぁ」とわかるのですが、言葉で、「○○の近く」とか「○○の向かい」とか書かれても、さっぱりわからず、興味があるから行ってみたいなぁと思っても、この本だけではそこにたどり着けないというのが唯一残念な点でした。