ここは中華街の中でも超有名店ですね。いつ行っても店の前には行列が出来ています。基本的に並ぶことが嫌いな私は、行列を見て「やめた！」とすぐに諦めてしまうのですが、この日は45年ぶりとかの大雪だったので、さすがにお客さんも少なく、土曜日の12時頃だったのにガラガラでした。
海員閣が有名なのは、ひとつにはマンガ「美味しんぼ」で、すっかりお店が天狗になってしまい味もお客さんへの対応も悪くなってしまったという話（だったと思います）のモデルになったことがあるでしょう。数年前に行った時には、ちっともそんなことはありませんでしたが。
今回は、牛ばらそば（850円）、五目うまにそば（750円）、シューマイ（480円）を注文しました。
牛ばらは、八角の香りがやや強いです。苦手な人は「ちょっと・・・」と思うかもしれませんが食べているうちに気にならなくなります。肉は他店の牛ばらに比べてちょっと歯ごたえが強めかもしれません。麺はやや細めで、たっぷり入っています。五目うまにそばは、野菜、豚肉、イカがたっぷり入っていて、スープには野菜の甘みが染み出していて美味しかったです。シューマイは、たまたまかわかりませんが、4個のうち、エビが入っているのは2個だけでした。肉がギッシリ詰まっていて、普通のシューマイに比べて粘り気がありました。どれも、特別に美味しいということはありませんが、なんとなく懐かしい感じのする味でした。
お会計のとき、おばあちゃんがソロバンをはじいて合計金額を出してくれました。そのおばあちゃんも含め、店員さんはみな感じの良い人でした。
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