あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

レスター 優勝!

ついに優勝しちゃいましたね。これが、どれほどすごいことかということは、サッカーファンじゃないと、なかなかわからないのかもしれませんね。それは張本氏が「よその国のことでやっていること」「100年だろうが300年だろうが関係ない」と発言したらしいことからも明らかです。が、サッカーファンから言わせると、「アンタ、事の重大さが、なんもわかっちゃいないなぁ!わからないなら無理にコメントするな!」ということになります。 レスターシティが優勝したことのすごいところは、創設から100年以上経って初優勝したということではないのです。ヨーロッパ、特にサッカーの母国イングランドには、そのぐらいの歴史があるチームはいっぱいあって、しかもプレミアリーグと呼ばれる1部リーグ以外に所属している歴史あるチームがいっぱいあるのです。そういうチームの多くは、もちろん1部リーグでの優勝経験なんてないのです。 では、レスターの何がすごいかと言うと、プレミアリーグの中では、それほど資金力があるわけではなく、世界的に有名な選手は1人もいないという点です(今シーズンの活躍が認められて代表チームに呼ばれた選手が多く、今ではレギュラーのほとんどが、母国の代表選手ですが)。どこのリーグでも優勝を争うチームというのは圧倒的な資金力があり、優勝請負人のような監督を高額で雇い、その時、旬な選手を高額で買い集め、ドリームチームを作り上げています。まぁ勝ってあたりまえで、逆に負けると、すぐに監督は解任されたり、選手は他のチームへ売り飛ばされたりする厳しさはあるのですが。ということで、どこのリーグでも優勝するチームは、たいてい同じチームで、そこに下克上ということは、まず起こることはないのです。同じプレミアリーグで優勝した経験をもつ、稲本選手や香川選手も、そういう強豪チームに在籍していたので、その優勝の重みというのは今回とは比べものになりません。 今季、岡崎選手が在籍したということもあり、NHK-BSでもレスターの試合はよく放送され、その試合を全て観てきました。はじめは、私が唯一知っている選手であるカンビアッソが移籍してしまい、さらに岡崎選手をレスターに呼び寄せた監督は解任されてしまい、「岡崎選手も、とんでもないチームに移籍しちゃったなぁ・・・。レギュラーになれるのかなぁ。それに前シーズンはビリだったし。すぐに2部に落ちちゃうんじゃないかなぁ。マインツに残っていたほうが良かったのでは」という見方をしていました。が、試合をこなすにつれて、岡崎選手の役割がチーム内にも浸透し、目の肥えたサポーターにも理解され、そして歓迎され、チームには欠かせない存在になりました。また、それまで無名と言ってよい選手、バーディーとマレズの大活躍で得点を挙げ、同じく無名だったドリンクウォーターとカンテが攻守の要として大活躍し、チームに安定感を与えました。私は、特に、ドリンクウォーターのプレースタイルが好きです。スコールズと似ているなぁと思っているのは私だけでしょうか。そのドリンクウォーターが前節のマンU戦でレッドカードを受け、次節は出場できないため、「レスター、ヤバイかも・・・」と思っていたのですが、その前に優勝が決まって良かったです。話はそれましたが、選手のひとりひとりが自分の役割を理解し、全員がハードワークし、そしてケガ人を出すことなく1シーズンを終えようとしているのは、特にあたりが厳しいプレミアリーグにおいては奇跡に近い出来事なのです。そういう奇跡的なことが積み重なっての優勝ということで、これは、説明がヘタクソな私には、うまく説明できないのですが、とにかく、ものすごいことなのです。 ということで、日本のメディアは、こういうことをもっと理解した上で、世界のサッカー事情を知らない野球解説者にコメントを求めるようなことはせず、真摯に、この一大事を取り上げて欲しいと切に願うのです。 いや~、ホントに素晴らしい!岡崎選手、おめでとうございます!! こちらのホームページもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!