あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

北尾トロさんの「裁判長!ここは懲役4年でどうですか」を読みました

題名が面白そうだったので買いました。何年か前にドラマ化されていたんですね。読み終わってから知りました。

裁判の公判を傍聴して、その感想を書いたというものです。特に、勉強のためとか、自分が裁判に関わったことがきっかけとか、そういう理由からではなく、ワイドショーを生で見る感覚で、ワイドショーより刺激を得たいからというところがスゴイところです(それを本にすることが仕事であるというのが実際のところだとは思いますが)。その文章も、ものすごく軽いノリで、「いかにもゴシップ記事を扱う週刊誌なんかに載ってそうな文章だなぁ」と思っていたら、「裏モノJAPAN」という月刊誌に連載していたもののようで、「なるほどなぁ」とナットクしたのでした。

誰にでも野次馬根性みたいなものはありますが、理性や羞恥心が勝り、それを心の奥にしまいこんでいるのが一般的だと思いますが、この本は、そういったものを「全開!」といった感じで書いちゃっています。自分にも、たしかに野次馬根性はありますが、「さすがに、これは不謹慎だろう・・・」と思う内容も多々ありました。

そして、驚いたのは、「傍聴マニア」という人がいるそうです。週に数日とかの頻度で裁判所に通い、「この裁判は面白そうだ」と予めメボシをつけておいた裁判を1日に数件見て過ごすのだそうです。オソルベシ・・・。それを読んでいて思いだしたのですが、ある日、中華街で昼食を食べていたら、中年から初老の男性がバラバラと入ってきて、ひとつのテーブルに集まって何やら話をしていました。「あぁ、この人達は知り合いなのか」と思って、何気なく会話に耳を傾けていたら、「午後は、窃盗ですね」みたいな話をしていたので、「弁護士か検事か何かかなぁ?」と思っていたのですが、実は、彼らこそが傍聴マニアだったのではなかろうかということに気が付いたのでした。中華街の近くには、地方裁判所家庭裁判所があるので、そういう人がいても不思議はないなぁと、この本を読んで気付きました。世の中には、いろんな人がいるなぁ。

 

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