あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

池井戸潤さんの「オレたちバブル入行組」を読みました

立て続けに池井戸さんの作品を読んでいます。先日、オレたち花のバブル組を読んだのですが、実は、こちらの「オレたちバブル入行組」が半沢シリーズの最初の作品ということを知り、遅ればせながら読んでみました。

自分の中では、銀行員としての半沢直樹の人物像というのが出来上がっているので、この本のはじめのほうでリクルート活動をしている若き日の半沢直樹に、ちょっと違和感を覚えてしまいました。やはり、順を追って読んだほうが良かったのかなぁ。

題名に「バブル入行組」とあるだけに、その後のバブル崩壊や銀行の再編、同期の多さに比べて少ないポストの数などを絡めた内容となってはいますが、基本的には、不正を暴くというのが面白いところです。不正をしている側は、「性根が腐った とんでもねぇヤツだなぁ!」ということがわかり易いように、とことん悪く書かれていて、「半沢、なんとかしてくれ!」と応援したくなります。そして、その期待に応えて半沢が反撃に出るのですが、そのやり方が、なかなかネチネチとしていて、「こんな人が仲間だと、頼もしいけど、ちょっと引くなぁ・・・」というほどです。池井戸さんの、これまで読んだ作品は、そのあたりの善と悪のメリハリがあって、理解し易いのが良いところかなぁと思います。

 

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