松尾清憲さんのことは、このブログに何度も書いていますが、その頃のブログを読んでいない方のために、あらためまして(笑)
松尾さんは、「稀代のメロディー・メーカー」とか「ポップ・マエストロ」などと形容されているシンガーソングライターです。私もその通りだと思いますが、テレビなどメディアで取り上げられることはあまりないですし、おそらく松尾さんのCDはレンタル屋さんには置いてないと思いますので、ご存知ない方のほうが多いと思います(30年ほど前には、レンタル屋さんにもCDが置いてあったんですけどね)。
ただ、こんな音楽を作る人は、日本では松尾さんしかいないだろうという独特な作品をいっぱい作っています。その松尾さんの代表曲といえば
でしょう。どちらも80年代のヒット曲です。
私が高校生の頃には、FM横浜で番組を持っておられて、それを聴いてファンになりました。ということで、度々、ライブを観に行っています。前回は、ちょうど2年前、CDの発売イベントに行きました(こちら)。ちょっと久しぶりになってしまいましたが・・・。
ライブ会場は表参道の地下鉄を出てすぐの小さなライブハウスで、おそらく200人も入らないのではないでしょうか。
ということで、バンドのメンバーである小室さんが、私の後ろからヒョイっと現れたり、ムーンライダーズの鈴木慶一さんが、すぐ近くに座っていたり、気がつけばCINEMAの一色進さんが横に立っていたり、ライブを観に来ていたミュージシャンの方々との距離感も近かったです。もちろん、演奏する方との距離も近く、あまり近すぎると、こちらが緊張してしまうので、適度な距離感があるところに座りました(笑)
今回のライブは、「All Time Best」ということですが、誰がベストだと決めたんだ!という説明が松尾さんからありました。バンドのメンバーや関係者とのことですが、杉真理さんからは、ライブを2回できるぐらいの選曲があったとのエピソード紹介があり、笑いを誘っていました。ライブでは初めて聴く曲もあり、そういう曲は、バンドのメンバーの腕の見せ所みたいなところから選曲されていたようで、リードギターが休みなく演奏し続ける曲は、リードギターを担当された平田崇さんが自ら選曲されたそうです。私はそれを観ていて「リードギターって、ふだん、こんなに演奏し続けるものだっけ?」と思っていたのですが、ドラムの朝倉真司さんからも「ずっと弾いてるから笑っちゃった」とのコメントがありました。ちなみに、朝倉さんは、先日行われたSuperflyのライブでもドラムを叩いていらっしゃった方で、テレビの歌番組でも、いろんな方のバックで演奏している姿をよく見かけます。
メンバー紹介の中で、昨年、急逝された橋口靖正さん(こちら)のことについても少し触れられていました。「今まで6人で構成していたんですけどね」と。もうすぐ亡くなって一年ですが、本当に残念です。
最後は、やはり愛しのロージーとサニー・シャイニー・モーニングも演奏し、盛り上がって約2時間のライブが終りました。
ちょうど温まった体で、外に出ると、冷たい空気が気持ちよかったです。
ただ、すぐに冷えましたけど。まだコート着てないし。夏用のスーツだし・・・。
こちらのホームページもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!