1人が書いたエッセイの内容を受けてもう1人が関連する内容のエッセイを書くといった感じで構成されています。
内容は主にこの年まで独身でいるということに対する自虐ネタなのですが、一つ共感できるエッセイがありました。
それはトイレネタです。2週間もお通じがないことがある檀ふみさんが、阿川さんから貰った下剤を飲み、たいへんなめにあったという内容でした。
そこはお腹が弱い私としては激しく共感できるところです。急にもよおして、近くにトイレが無い時のあの絶望感といったらないですね。もうこの世の終わりという心境です。しかし人間、意外と我慢できるもので冷や汗を流しながらも、なんとかトイレまで辿り着けるものです。ただ、人間の弱いところは、なんとかトイレに辿り着いたところで気を緩めてしまい、「あと一歩だったのに…」と泣きながらパンツを捨てるよう場面もあります。えっ!私だけ?
とにかく、この本はテレビでお馴染みのお二方が、意外な一面を見せているというギャップがおかしい一冊です。