今回は、9年ぶりにフェリーで北海道へ行きました。前回は、大間から函館へ渡ったのですが、今回は青森からでした。船に弱い私は、出来るだけ乗船時間が短い大間から行きたかったのですが、そちらは便数が少なく車の空きがなかったので、やむを得ず青森から行くことにしたのでした。
青森と函館の間を渡るフェリーは、青函フェリーと津軽海峡フェリーという2社が運行しています。津軽海峡フェリーはインターネットからの予約が可能で、私が予約しようと思った時には利用したい便は埋まってしまっていたため、青函フェリーを予約しました。こちらは電話予約になります。いまどき電話予約だけというシステムは珍しいでしよね。当日「予約されていません」みたいなことを言われたらどうしようという一抹の不安がありましたが、実際は、そんなことはなく、ちゃんと予約されていました。
まずは建物内で受付を済ませます。
あとは乗船待ちの車列に並びます。
車は、こんな感じで乗用車が端に、中央には後からトラックが入ってきました。
往路のフェリーは「はやぶさ」という船でした。
定員300名の船で、1階に雑魚寝部屋が2室、スイートルームが2室、2階に椅子席部屋と雑魚寝部屋が1室ずつ、スイートルームが2室あります。この日は、ガラガラだったため、ほとんど一部屋独占状態でした。
なんだかヘンな臭いがしたので気持ち悪くなりかけましたが、ゴロゴロできたのは良かったです。
帰路のフェリーは「あさかぜ5号」という船でした。
私は、てっきり最近の船は往路の船のように小ぎれいになっているのかと思っていたのですが、こちらは昔ながらの船でした。定員は103名で、1階に雑魚寝部屋が3室あるのみ。当然のことながら混みあいます。
この日は、波が高く、船がゆらゆら揺れていたし、ほとんどのお客さんにとっては帰路だったこともあり疲れていたこともあって、全員がゴロ寝していました(皆さん、具合悪そうにも見えますが、きっと気のせいです)。
ちなみに、函館では、カーナビに「フェリーターミナル」と入力したところ、津軽海峡フェリーに導かれ、それに気付かないまま受付しようとしたところ、「青函フェリーだと思いますよ」という恥ずかしい指摘を受けてしまいました。津軽海峡フェリーのほうは、ビルが近代的だったし、ちゃんと交通誘導員がいて、「ずいぶん差があるなぁ」と思ってしまいました。それに引き換え青函フェリーは・・・。そもそもカーナビに出てこないし・・・。
ホームページで津軽海峡フェリーの船を見てみると、これまたスゴイ格差が・・・。wifi完備とか書いてあるし。もうフェリーを利用することはないと思うけど。あの苦行のような船旅を思うと、津軽海峡フェリーを利用したかったなぁ・・・。
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