私は昔から記憶力がよくなく、歴史が苦手だったので、未だに歴史にとても疎いのですが、たまに遣隋使や遣唐使のことを書いた本などを読むと、「自分とえらい違いだなぁ・・・」と、ちょっとへこみます。
当時の航海は文字通りの命がけで、まず隋や唐に辿り着くことがたいへんな時代だったと思います。やっと辿り着いたら、自分のためではなく、国のために、きっと寝る間も惜しんで勉強したのでしょう。そして、また命がけで日本に戻り、自分が習得したものを実践したり、伝承したり。しかも、当時の平均寿命は今より短かったでしょうから、その短い間に、それらをやり遂げないといけなかったことを考えると、また、それが今の日本の礎になっているであろうことを考えると、「自分とえらい違いだなぁ・・・」と思ってしまうのです。
もちろん、優秀な人達が選ばれて行ったのでしょうけど、それでも中には、「うお~、全然、マスターできない(汗)」と、プレッシャーに押し潰されてしまったり、「こんなんじゃ日本に帰れない・・・」という人もいたのではないかとか想像してしまいます。そんな時代に、自分の先祖はどこで、どう生きていたのだろう?とか想像はふくらむばかりです(笑)
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