人間ドックってけっこう憂鬱ですよね。まず、2日分の大便を採るのがけっこうな心配ごとです。この日に「採るぞ!」と決めていても、思ったように出てくれないこともあるので、当日になって「ヤバいヤバい。出ないよ~」ということにならないように、数日前に採ってしまうことにしています。ということで、人間ドックの1週間前ぐらいから、なんだか憂鬱になってきます。
採取作業もけっこうたいへんで、速やかに作業しないと、便器に敷いた紙とともに便が沈没していきます。
「もうちょっと粘れば、まだ出そうなんだけど・・・」
という状況でも排泄行為を切り上げて、水の中に沈みつつある便にプラスチックの棒をこすりつける作業をしないといけません。
「あぁ、もう!」
とかなんとか言いながら、解説の絵にあるように、便の表面をプラスチックの棒でひっかいてみますが、便が硬すぎたり、柔らかすぎたりすると、なかなか便が採取できません。
そうこうしている間に、便はズブズブと水の中に沈んでいくので、「待ってくれぇ~」と、棒を使って、紙ごと便を若干引っ張り上げて、再度、挑戦します。ということを繰り返し、「だいぶ水で薄まっちゃったなぁ・・・」という便を採取することになります。
和式トイレであれば、もっと簡単なのでしょうけど、今の時代、様式トイレのほうが圧倒的に多いでしょうから、検便メーカには、それに合わせた検便方法に改善していただきたい!と、声を大にして言いたい!!
そして、前日の21時以降は飲食しないで下さいというのも、けっこうキツイですよね。一応、当日の朝、200mlの水は飲んでもよいと書いてはあるものの、飲まないほうがいいのかなぁ?と思って、何も飲まず食わずの状態で全ての検査が終わる昼頃までの時間を過ごさなければいけません。私がいつも行っている検診センターでは、最後に問診があり、その待ち時間に、ちょっとしたお菓子やジュース、コーヒーなど、好きなだけ飲食できるのですが、最近はバリウムではなく胃カメラを選択しているので、「のどの麻酔が切れるまで飲食しないで下さい」と言われていて、何も飲み食いできません。おばさんが、飴を大量にポケットに詰め込む姿を見て、「あぁ、自分も真似しようかなぁ」なんて思わないこともないけど、「でも、今食べたいんだよなぁ」と我慢します(笑)
そんな憂鬱な人間ドックですが、先日、「よし、じゃぁしかたないから行ってくるか」と、まさに出かけようという段階で、「念のため時間を確認しておこう」と、予約票を見てみてビックリ
「明日じゃん!」
時間は合っていましたが、日にちを1日間違えていたという・・・。憂鬱な日が1日延びて、さらに憂鬱になったという話でした。
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