ペリーが来航したときの絵をご存知でしょうか?横浜に縁の無い方は、あまり見たことがないかもしれませんが。
この絵の右側に描かれているのが玉楠の木です。この後、横浜では3回の大きな火災がありました。はじめは1866年の「豚屋火事」と呼ばれている火事で、豚肉屋からの出火で関内の広範囲を焼き尽くし、この木も大被害を受けたそうです。さらに、1923年の関東大震災での火災でも、この木の幹の部分は焼けてしまったそうですが、根の部分から出た芽を育てたそうです。その後、横浜大空襲をくぐりぬけ、現在は、写真のように横浜開港資料館の中庭でその立派な大木を見ることが出来ます。
ところで、2009年に、横浜開港150周年を記念して開催され、大失敗に終わった横浜博Y150のキャラクターだった「たねまる」は、さらにご存知の方が少ないと思いますが・・・。このキャラクターは、玉楠の木の精という設定でした。
ということで、この玉楠の木が横浜のシンボルのひとつであることは間違いないです。大桟橋あたりに行くことがあれば、そのすぐそばにありますので、是非、ご覧下さい!
こちらのホームページもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!